難易度:★~★★★★★
読んだ英語の本を↑みたいな感じで星評価してください。
あとは感想を適当に。
よろしく!
by Steven Gould
面白さ:★★★★
難易度:★★★
最近映画になった1992年出版のSF。シリーズ一作目。
主人公がちょっとなよなよしてるのが気になる。
だんだん面白くなる。
Jumper 2 Reflex
by Steven Gould
面白さ:★★★★
難易度:★★★
二作目より安定して面白い。
ミス・ミンチンはミシェル・ロドリゲス以外の姿で想像できないね。
ラストはスカッとしつつも続編の含みを残してていいバランス。
Jumper 3 Griffin's Story
by Steven Gould
難易度:★★★
前2作よりずっと短いけど、ハードでビターテイスト。
敵の実態を伏せつつ、前作との関連を匂わせるのはうまい。
続きが出るならはげしく読みたい。
by Spencer Johnson
難易度 : ★★☆☆☆
教訓のある物語や自己啓発系が好きな人にはオススメかも。
by Michael crichton
難易度 : ★★☆☆☆
by Ann M. Martin
難易度:★★☆☆☆
文体は一人称で、語り手は巻ごとにクラブメンバーの持ち回り。
アメリカの小学校生活の感じがわかるシリーズだと思う。
若干1巻の方が面白い。
スレと見た。試みとしては面白いと思う。頑張れ。
by Sidney Sheldon
難易度:★★☆☆☆
刑務所、犯罪関連の語彙が若干ある以外易しい。
次なにいこうかな。
Intensity
by Dean Koontz
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
これは昔テレビでやってたのを見て、チェキ(古いな。。)したもの。
主人公の女性の名前がチャイナで、そんなこと有り得るのか!と
気になっていた。ちなみにこれがクーンツ初体験。
結末はテレビで見て知っていたんだけど、
文章が読みやすいのもあってグイグイ読めた。
こういうグイグイ読める体験がしたくてこのスレを立てた面もある。
べただけど「secrets of the millionaire mind」
を読んだ。
英語としては非常にやさしい。語彙数も少なく速読用としていいと思う。
内容は結構前向きで、人間として大きくなろう!って話。
by Dean Koontz
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
孤独な男が犬と出会って、、
という話。
ゴールデンレトリバーが飼いたくなる。
これもインテンシティ同様グイグイ読めた。
スコアをコテの横に書いてもらえるとありがたい。
難易度ってその人のレベルによって違うだろうからさ。
あんまりあてにならないと思うけど、890点ぐらいは取ったような。
参考になるかな?
充分参考になります。
応援してるのでがんばってください。
by Jeff Lindsay
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
FOX CRIMEで放送してる「デクスター~警察官は殺人鬼」の
原作1作目。サイコパスの連続殺人犯が血痕分析官として
事件捜査に参加する話。
サイコパスでありつつも、無実の人間は殺さない独特の倫理観と
クソ真面目な性格がかもす笑いがいい感じ。
異常者であることを隠してるのに、独特の発想でつい捜査に貢献して
しまう展開とか、ステップシスターで同僚の新人女刑事との掛け合いが面白い。
ダヴィンチに星5個つけないと、他に付けられそうなのがないし、
結構難しく感じたので、俺的には↓
The Da Vinci Code
by Dan Brown
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★★★
by Jeff Lindsay
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
ドラマ「デクスター~警察官は殺人鬼」の原作第2作目。
カモフラージュに付き合ってたシングルの子供が
サイコパスの素質を見せはじめる。
ステップシスターは、連続殺人犯を追って来た捜査官と恋に落ちるが、
捜査官は殺人犯に誘拐されてしまう。
面白さは前作同様。キャラクターにも慣れて、ノッケからグイグイ読めた。
by ELIZABETH KOSTOVA
ドラキュラネタのミステリ―。
心理描写と情景描写が多く難しい印象。展開も冗長でつまらない。
本屋で、一時、平積みで売ってたので、つい買ってしまったが、失敗だった。
結末が気になったので、とりあえず最後までは読んだ。
話がつまらないと英語が難しく感じるのか、
英語力がないために、つまらないと感じるのか。
中途半端な英語力で書評するなんて、著者に対して失礼だなと思いつつ,,,
面白さ:★☆☆☆☆
難しさ:★★★★☆
グイグイ度:★☆☆☆☆
本当そう思うね。
よく、英検2級でも読める本ありますか、みたいな質問があるけど、
難易度は面白さと反比例するから、その人が面白いと思えば、
どんな本だって読めるんだよね。逆もあるけど。
だから、面白さと難易度を主観的に評価するってのは、
面白い試みだと思う。
ちなみに、キングは俺にとっては難易度五つ星なので手が出ない。
キングは一つの山ですよね。
「呪われた町」が読めた時は、これで大抵の物は読めるハズと
自信がついたのを覚えてます。
by Stephen King
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★~★★★★☆
呪われた町、トミーノッカーズ、ITと読んで4冊目のキング。
これが最高傑作かなと思う。
とにかく読んでいて小説としての上手さを感じることが多かったんだけど、
豊富なディテールに足を取られて、ドンドン読み進める、
というわけにはいかない感じ。英語自体が難しいということは無いと思う。
キューブリックの映画版を見ていたので
先を知りたい!でゴリゴリ読み進められなかったのもあるかも。
しかし、冒頭三分の一を過ぎるあたりでドライブがかかり、
最後の方は一気に読めた。
エンディングも映画とは全く違うので、映画を見た人にも
興味深く読めると思う。
by Stephen King
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
平和な町が次第に吸血鬼に侵略されていく様子を
数多くの登場人物で丸ごと描写。
初めて読んだスティーブン・キングだったけど
意外と読めるのに気をよくしてグイグイ読んだ記憶がある。
「屍鬼」も面白く読めたけど、これに比べると婦女子臭がしたな、と思う。
by Stephen King
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
暗い森で何かにつまづく。掘る。思ったより大きい。
どんどん掘る…。
豊富な登場人物で、小さな町の変化を描いていく手法は
「呪われた町」とよく似ているけど、ホラー的に
始まった物語が、だんだん何か別の物に変わっていく展開が異色。えーっ、本気かよ、みたいな。
でもこの展開はいい。すごく好き。
これもかなりグイグイ読めた記憶がある。
先を読みたいと思わせるのに巧みな小説ばかりが
面白いわけじゃないよね。
面白いんだけど、じっくり読ませるタイプとかあるしさ。
そんな感じ。
グイグイ度はPage-turner度と言い換えてもいいかな。
by Jeff Lindsay
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
この展開は掟破り過ぎる!
前2作のある意味リアリティに乏しいサイコパス描写は
この展開への伏線だったのか!いや、むしろ開き直りか!みたいな。
amazon.comのレビューを見ると、案の定激怒している人もチラホラ。
でも、文体に肌が合うのか、3日もかからず読了できた。
これは続き出るのかな~。出たら読むとは思うが、
不人気でキャンセルされたりすると少し残念な気がする。
by Steve Berry
難易度 ★★★★☆
ぐいぐい★★★★☆
舞台のメインがヴァチカンであるせいか、ダンブラウンのangels and demons を
彷彿とさせる。ダンブラウンのファンならば読んで失敗はない。
予言の真の内容に迫るプロットがすばらしく、中盤以降は一気。
とはいえ、キリスト教系の語彙が難しく、久々に辞書と首っ引きで読んだ。
by Stephen King
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★★☆
主人公達の少年時代と現在が交錯する構成で
入り込むまでかなりてこずった記憶があるが
主要キャラを把握してからはずんずん読めたと思う。
いずれ読み返したいな。
by Richard Adams
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
「ウォーターシップダウンのうさぎたち」
安住の地を追われたうさぎたちが、
新しい住処を見つけるまでの大大冒険。
とにかく面白い!夢中になって読んだ。
幾人か(幾羽?)の登場キャラクターは忘れがたい印象を残す。
英国児童文学の金字塔と思う。
by Philip Pullman
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
邦題は、ライラの冒険シリーズ「黄金の羅針盤」
主人公の少女に小憎らしいかわいさがあって良い。
英語で言うところの"Naughty"ってこういう感じでしょうか。
相棒のダイモン・パンタライモンとの絡みも微笑を誘う。
英語も特別難しいところは無いと思う。
ハリーポッターの初期の2~3巻が読めれば
問題なく読めそう。
by Philip Pullman
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
ライラの冒険シリーズ「神秘の短剣」。
新主人公登場。ライラの世界とは別の世界が舞台。
新主人公とライラの出会いが印象的。
作者のキャラの立て方にセンスを感じる。
by Philip Pullman
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
ライラの冒険シリーズ「琥珀の望遠鏡」。
児童文学とは思えない展開にびっくり。
ラストは気高かくも悲しい。
続きが出れば読みたいけど、
シリーズ物は3冊ぐらいで終わるのが吉とも思う。
by Philip Pullman
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
助けを求めに現れる。錬金術師の元へ案内して欲しいと言うのだが…。
His Dark Materialsシリーズでは無いようだけど
時間的には三作目の後のエピソード。
短いのですぐ読めるが、取り立ててどうということも無い話。
次のシリーズの序章的な位置づけならそう悪くない導入部だと思う。
続編出るのかな?
by Orson Scott Card
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
政府からその天才を見込まれた少年"エンダー"が
6歳の身空で家族と離れ、人類の敵"バガー"と
戦うための士官候補生訓練校バトルスクールへ入校する。
SF史に残る名作中の名作。
昔翻訳を読んでいたけど、関係無くグイグイ読めた。
こんど長篇版を英語で読んでみよう。
by Kazuo Ishiguro
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
「わたしを離さないで」
イギリス田園地方のとある全寮制学校で青春を過ごしたキャシーだが、
そこでは生徒達は外との接触を禁止されていた…
広範囲のミステリーともいえるし、SFともいえるし、
青春小説でもあるし、恋愛小説でもある。
最後まで読まないと、小説全体で設定されている世界の
「なに」が問題なのかわからない。それをあれこれ
想像巡らし、読み進めて行くうちに引き込まれていきました。
自分はそれについてなにも予備知識がない方が楽しめたので、
くわしくは書きません。曖昧な紹介で恐縮です。
英語は平易で、語彙も難しいものはそれほどありませんでした。
by Raymond Carver
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
短編集。短いものは5ページにも満たない。英語は平易で話し言葉に近い。
簡潔な文体で、変わってしまった、あるいは変わらない男女の関係と心情を描く。
by Orson Scott Card
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
邦題は「死者の代弁者」。
「エンダーのゲーム」の2作目。
"エンダーのバガー皆殺し"から三千年後、
人類は宇宙の辺境惑星で、新しい知的生命体と遭遇していた。
文明レベルの差から、交流は限定的で平和なものに留まってが、
ある事件をきっかけに二つの種族間の緊張が高まっていく。
事件が起こってからは怒涛の勢いで読んでしまった。
「エンダーのゲーム」はこの作品のために存在したと
言っても、決して褒めすぎにならない奇跡的傑作。
by William Golding
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★☆☆☆☆
かなり陰鬱な話。最近書店ではTOEIC730点レベルと帯がついているようだ。
文法的に難しいわけではないし、語彙はやや難しいが、ストーリーを追うだけなら
それほど苦労せず読める。しかしそういう読み方では面白くないし、読むまでも
ない作品。再読するたびに違うところで立ち止まって考えさせられる本だ。
三人称で進む物語だが、視点はそれぞれの登場人物のものであり、読者はおのずから
すべての目撃者の立場におかれる。それは緊張感があり、スリリングですらある。
人間の性質への洞察、社会観、ものの捉え方。
奥が深くて不思議な魅力がある。
気分転換に読みたいむきにはおすすめできない。
by E.B.White
面白さ:★★★★☆
難易度:☆☆☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
趣向を変えて童話を。(高校生・初級者におすすめ←いないかな^^;;)
Carverを難易度★にしてしまったので、それに比べると内容的になんにも
引っかからないこちらが絶対に簡単。
登場人物/動物の英語に人柄が映し出されていて、ニュアンスの勉強になる。
豚のWilburのどんくさい丁重さ、やれやれと思わされながらも抱きしめたくなる
いとおしさ、Charlotteの知性と母性。Charlotteが難しい単語を使っては
Wilburにやさしく説明してやるところやWilburの"Nothing"についての考察(反駁)
はよくできた英語のレッスンのよう。(屁理屈なんだが辞書の定義より秀逸)
さらにこの物語が子どもに語ってくれる世界観には共感するし、大人が読んでも
楽しかった。
Moby-Dick
HERMAN MELVILLE
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★★☆
難易度★5つが自分にとって限界という設定です。
白鯨は思ってたより何とかなった(歯が立たない
場所とかは飛ばし読みしてたかもしれんが)。
面白さは主観ですが、海洋冒険物が好きな人は
結構行けるんじゃないかと。カッスラーとか
(全然違うかw)。
ERNEST HEMINGWAY
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
これは面白さ、グイグイ度ともに満点にします。
もっと面白いのもあるよなあ、とかいってたら
切りがないので(もっと面白いときは+付けます)。
難易度の低い方の基準ですが、☆☆☆☆☆が
RBパーカーとSシェルダンです。当然もっと簡単のも
ありますが、切りがないのでw
PAUL AUSTER
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
オースターの比較的新作です(まだ翻訳出てない?)。
彼の作品の中ではストーリーらしい展開がある方かな。
わりと普通の娯楽小説っぽい。構成もまとまりがある方
だと思う。読みやすいと思います。
実際はもうちょっと読みにくいかも。
構成が練りこまれてないというか、繋ぎっぱなし
みたいな粗いようなところがある。なんちて
by Orson Scott Card
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
エンダーシリーズ3作目。
前作の世界と登場人物に加えて
中国世界+美少女中国人キャラが出てきたりして迷走の感あり
しかし前作を読んだので続きを読まずにはいられない。
前2作より落ちるが、わりと楽しんで読んだ気がする。
by Dean Koontz
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
何かに追われているのに、何に追われているか思い出せない。
自分が誰かもわからない。どこにいるかもわからない。
ただ一つ持っていたバッグの中には、複数のIDカードと大量の現金があった。
探偵夫婦が事件に関わり出してから面白くなる。
虫とかパッチとかイヤーなイメージに光るものを感じるが
キャラクターに深みが無いのが欠点かな。
by Orson Scott Card
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
「エンダーの子どもたち」
エンダー4部作の完結編。
今回は日本が出てきた。
話は一応終わりらしいけど、続きはいくらでも書けそう。
このシリーズは完結したらしいシャドウシリーズも含めて
いずれもう一回頭から読み直したい。
by J IRVING
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
アービングはあとガープの世界とオーウェンが同じくらいの星数。
長いの一気に読みたい人にはお勧めです。
by KAZUO ISHIGURO
面白さ:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
イシグロの作品は全部読んだけど
だいたいこんな感じ。面白さは
グイグイ度なんて人によりけりだけど
個人的には全部★5個
by Anne Rice
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
「夜明けのヴァンパイア」
ヴァンパイア・クロニクルシリーズは
昔翻訳で読んだ時は、2作目の「ヴァンパイア・レスタト」の印象の方が
遥かに鮮烈だったんだけど、この1作目を改めて原書で読むと、
そのゴシックホラー小説としての風格にまずうたれる。
こんなに面白かったっけ?と言う驚きとともに、
ページを繰る手が止まらない。
でもこの面白さは、続編の知識から、
脇役のレスタトが本当はどういう性格か把握してたのも大きいかもしれない。
いずれにしても吸血鬼物というジャンルの中でも一級の小説であることは間違いないと思う。
by Anne Rice
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
「ヴァンパイア・レスタト」
前作では脇役だったレスタトの”自伝”。
これは笑ってしまう。読んでいて楽しい。
シリーズは5作目の「悪魔メムノック」の途中まで読んだ(ついていけなくて放棄)けど
この2作目がベストかな。
by Anne Rice
「呪われし者の女王」
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
ヴァンパイア総登場のオールスター戦。
このあたりはまだ充分面白い。
by Anne Rice
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
ヴァンパイア・クロニクルシリーズ4作目。
「肉体泥棒の罠」
レスタトがバカ過ぎて笑える。
レスタトというキャラクターは
無敵すぎて扱い方によってはすごくシラケてしまいそうなんだけど
作者がこのキャラをいじめ抜くことに喜びを見出している
様子なので、ギリギリバランスが取れてる気がする。
この本では恋愛小説的な要素もあり、
その部分だけ抜き出してもロマンスとしてかなり
よく出来てると思った。
Michael Connelly
面白さ ★★★★★
難易度 ★★★☆☆
ぐいぐい★★★★★
ボッシュシリ―ズの3作目。
リアルなミステリ―を書く作家としては、コナリ―の右に出る者はいない
と個人的には思っている。
前半の緻密なプロットの組み立てと怒濤の後半がコナリ―の持ち味。
また、コナリ―は法廷物を書いても一流と思わせるのが本作品。
ミステリ―ファンならば絶対読むべし。
おぉ、
ボッシュシリーズは前から読みたいと思ってたんで
レビューありがたいです。
by Jean M. Auel
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
Earth's childrenシリーズ1作目。
邦題は「大地の子エイラ―始原への旅立ち」。
地震で傷つき家族を失った女児が、
ネアンデルタール人の氏族へ拾われ育てられる。
主人公が金髪碧眼で、美人で、ていう設定が鼻につくが
ネアンデルタール人の生活を一定のリアリティを
持って描いてるので興味深く読めた。
異人種の女という氏族的には最も地位の低い立場から
知恵と勇気で次第に位置を得ていく様子は
お約束ながら、充分楽しめる。
文章がやたらくどいのが欠点だが、その分読みやすい感じはある。
by Jean M. Auel
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
Earth's Childrenシリーズ2作目。
邦題は「エイラ―地上の旅人 野生馬の谷」。
最近完訳版が出て、大地の子~から地上の旅人に変わったみたい。
因みに前作は「ケーブ・ベアの一族」と、より即したタイトルになってました。
今作では同人種の男性が登場し、その男性が一方の主人公の章と
エイラが主人公の章が交互に進行していく構成になってる。
前作のハードで重々しい雰囲気とは打って変わって、
ロマンスありの、自由で溌剌とした印象が強い。
シリーズ5作の中では個人的に一番好きかな。
by Jean M. Auel
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
Earth's Childrenシリーズ3作目。
邦題は「エイラ―地上の旅人 マンモス・ハンター」
恋のライバル出現で、ロマンス色が一層濃くなり
うじうじとした恋の悩みがくどいぐらい描かれる。
あと濡れ場のシーンがウンザリするぐらい多い。
先を読ませる力はあるのが救いか。
by Jean M. Auel
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
Earth's Childrenシリーズ4作目。
邦題は「エイラ―地上の旅人 平原の旅」。
旅へ出るエイラ。
やっぱりこのシリーズは動いている方がずっと面白い。
だからというわけでも無いけど、
一所に留まって動かない5作目は、半分程度読んだところで中断中。
執筆中らしい6作目が出るまでには読むかなぁ。
by Enid Blyton
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
Adventure シリーズの1作目。
邦題は「冒険の島」。
学期休みに学習スクールで出会った二組の兄妹が、
意気投合して、残りの休暇を、小さな島のある海辺で一緒に過ごすことにする。
しかし、その小さな島には秘密があって…というお話。
この冒険シリーズは子供の頃に、買った4冊全てを徹夜で読むほどハマッた思い出あり。
そういうわけで、洋書読みはじめのかなり初期に、これは是非読まねばと勇んで買った。
期待に違わず、難易度も手ごろで、話も懐かしく楽しんで読んだのを覚えてる。
会話が、今はもう使われてないんだろうな、という感じの英国調でフフっと思える。
1944年作。
by Steve Berry
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★☆☆☆☆
しかし、時間のむだだった。これがNew York Times Bestsellerとは。
Fingersmith
by Sarah Waters
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
面白いことは面白い。が、とてつもなく暗い気持ちに・・・。
TOEICスコアは830くらいと低め。
気になる本があったら、Amazon.comのレビューを読んでみるといいよ。
いつも参考にしています。
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
こんな感じ。
細部の整合性とか考えなければ
なんだかんだいって面白かったよ。
毎回最初の方は前巻の内容忘れててしんどかったけど
グイグイ度が100頁目あたりから加速するので
1000ページ越え?の巻でも後半は土日の2日で読めた。
英語の本は多分100冊以上読んだけど一日200ページ以上
読めたのはハリポタだけだな
by JEFFERY DEAVER
面白さ ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
ぐいぐい★★★★☆
ベルリンオリンピック直前のドイツが舞台。ヒトラ―政権下に送り込まれた
アメリカ人ヒットマンが主人公。アメリカ人の殺し屋対ドイツ警察の敏腕刑事
という構図。
ディ―ヴァ―といえば、リンカ―ンライムシリ―ズが有名だが、こういう
ノンシリ―ズものもよいね。若干、ご都合主義的なところもあるが、ベストセラ―
作家だけあって読者を惹き付けるテクニックは、さすがだ。
当時のドイツの風俗も興味深い。
by Judy Blume
面白さ ★★★☆☆
難易度 ★☆☆☆☆
ぐいぐい★★☆☆☆
ニューヨークからニュージャージーに引っ越してきた
6年生の少女の揺れ動く気持ちを軽やかなタッチで描く。
Judy Blumeの著作の中では多分最も有名。
彼女の作品の中では、"Starring Sally J. Freedman as Herself"や
"Just as long as we're together"の方が個人的には好きだけど
これを知らないとサウス・パークでネタにされているのを笑えない。
今回は読書速度向上のため速音読で読んだ。なかなか楽しい。
by Stephen King
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
1978年に出版された同タイトルの無削除版。
初期版は新人作家としては異例の長さから、400ページの短縮を余儀なくされ、
1990年に晴れて無削除版の出版に至った。
キングの作品の中でも、ファンの間では最高傑作の呼び声が高いらしい。
邦題は「ザ・スタンド」。翻訳されたのは最初から無削除版の方のみの様子。
長い!でも面白い。キングの文体に慣れたせいか三部構成の内、
二部の序盤以外は割とスイスイ読めた。
もたついたのは嫌いなキャラクターの章から始まったため。
内容は、キングの言葉を借りれば「現代アメリカを舞台にしたロード・オブ・ザ・リング」。
たしかにそれを彷彿とさせる感はある。
アメリカ人にはこういう展開はリアリティあるんだろうなと思った。というか好きっぽい。
アメリカ人の間で特にこの小説が人気なのも、潜在願望的なものをくすぐる何かがあるからだな。
お気に入りはフラニーと母親がケンカするシーン。これは思わず朗読してしまった。
キングの小説はこういうのが偶にあるのが素晴らしい。
この小説にインスピレーションを与えた、George R. Stewart の "Earth Abides"と
この小説にインスピレーションを受けた、Robert R. McCammon の "Swan Song"
あたりも読みたい。
そうそう、カメオ出演があるっぽいクリスティーンも読まねば。
what to expect when you are expecting
面白さ(?):★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
役立ち:★★★★☆
小説ではなく妊婦さん向け実用書。嫁が妊娠したので。
文章は平易ですが単語が医療用語だらけで辞書必須。
"Apt Pupil"
("Different Seasons" by Steven King の上半分 )
有名な+あんまり有名でない映画の原作2つ。 キングはシャイニングは
読んだものの、ねちこい描写&長さに辟易して斜め読み。
この2つは中編なので読みやすかった。特に"Rita Hayworth~"は映画見ていた
せいか、さすがに分かりやすかった。"Apt Pupil"は映画未見だけど、前半部分は
ぐいぐい読ませる。後半は英語自体より展開が?でストーリーを追っかけにくかった。
キングは描写が長い割りに主人公の行動はサクッと流しちゃうようなところが
あるので、適当に読んでると訳が分からなくなる。
難易度 ★★★☆☆
by Patricia Cornwell
探偵物。英語が少し難しいのと、進行がちょっと複雑。重要な
人物の登場回数がすくないので結局よく理解できなかった。。
日本語で読んでも「これ誰だっけ?」となるような気がする
面白さ:★★☆☆☆
難易度:★★★★★
邦題は「捜査官ガラーノ」
by Carolyn Keene
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
貧しい親戚たちに遺産を残すと、ことあるごとに公言していた富豪が残した遺言書の内容は
最後の数年間だけ同居していたに過ぎない、高慢な金持ち一家に全財産を譲るというものだった。
ひょんなことから清く、貧しく、善良な相続権利者達と知り合ったナンシーは
富豪が残した遺言書には、相続人を改めた、より新しいバージョンが
存在することを直感する。弁護士の父親の助力と、彼女の直感を裏付ける
新たな証言を得たナンシーは、苦境に立つ友人たちを助けるため、
新たな遺言書の探索に奔走するのだった。
Nancy Drewシリーズの一作目。
幾度か他の小説や映画で名前が出ていた記憶があるので手にとってみた。
内容はさほど面白いものでは無いが、アメリカ文化の背景知識にはなるかな。
by Carolyn Keene
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
友人から屋敷に出る「幽霊」について相談を受けたナンシーだが
時を同じくして、土地買収問題のトラブルから、
父親の身に危険が迫っていることを知り、父親と離れなければならないことに躊躇を感じる。
しかし、脅迫を笑い飛ばす父親の言葉に意を強くしたナンシーは、
幽霊事件へ関わることを決意するのだった。
やがて事件は意外な展開を見せ、ナンシーは二つの事件に繋がりを見出す。
前作よりちょっと面白くなった。
人死にが出ないのがこのシリーズの一つの特徴かな。
いないかな。
Speak, Memory: An Autobiography Revisited
by Vladimir Nabokov
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★☆☆☆☆
小説は難しそうだから自伝を読んでみた。
ロシアでの幼年期からケンブリッジの学生時代、ヨーロッパ各国での亡命生活、アメリカへの出港まで。
ロシア時代の家族や家庭教師の肖像、家や領地をめぐる回想が大半。
時空は行ったり来たりするけども、全体としては各章がクロノロジカルに並んでる。
単語はやはりかなり難しい。特に頻出する蝶や蛾、植物の名前は調べるの途中で放棄したw
滑らかな英語ではないので最初はかなり違和感があったけど、途中から慣れた。
イメージが複雑に連鎖することが多く、難しい詩のような感じでわかりにくい所は多々あり。
そこが魅力でもあるけど。。
内容的にも英語的にもスラスラ読めるものではないので毎日1~2章ずつ読んでいった。
ということでグイグイ度は★1つ。
たまたまペンギン版で読んだら"On Conclusive Evidence"というナボコフの自作書評がついててお得だった。
雑誌初出時の『ニューヨーカー』編集部とのやりとりが書かれてて興味深い。
誰か小説を読んだ人がいたら感想を聞きたいです。
by Dave Barry
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
デイブ・バリーの新聞ユーモアコラム集。
1987年出版でコラム集としてはこれが初めてのもの。
出てくる大統領はレーガンだし、冷戦も継続中だし、
M★A★S★Hとかダラスとかがネタにされているのを見るとさすがに時代を感じるが、
笑えないってことはなく、実際のっけの It's in the Genes は爆笑。
今ちょっと読み返しても笑える。多分全ページ通して一番笑えたのはここかもしれない。
一つ一つのコラムがさほど長くないのも区切りが良くてよい。
笑いたい人におすすめ。
Michael Crichton
難易度:★★☆☆☆
登場人物が多いから、おっ?この人は?と、何ページか読み返すことが
多く、読了に時間がかかってしまったが、英語は比較的易しい。
ジーン・セラピーとか、チンパンジーの卵子に人間のDNAの情報が入りこんで
人間とチンプのハーフのような子が生まれたり、医療に有効な細胞を
もった人間が、バウンティー・ハンターに追いかけまわされたり、
とにかく、退屈しなかった。面白かった。
ちなみに、作者はジュラシック・パークのクライトンです。
by Dave Barry
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
専業コラムニストだと思ってたら小説も書いてたDave Barry。
wikipediaを見るとこれが小説デビュー作のようだ。
地味に映画化もされてるので成功といっていいのだろう。
小説としては豊かさに欠けるが、コメディ映画のシナリオとしては申し分ない。
別々に進行していたストーリーが一つに収束してからはグイグイ読める。
Minette Walters
難易度:★★★☆☆
「氷の家」のミネット・ウォルターズです。イラク戦争で顔に大きな傷が
できてしまった男。見舞いに来る元フィアンセや、母親に対する彼の
不思議な行動。ゲイに対する連続殺人事件(ヘイト・クライム)
レズビアンのドクターとの友情。イギリス英語です。understatement
な良い雰囲気。ネクストの前に読んだ本です。
同じランクのオスカーワイルド なんとか幽霊ってのはアメリカ文明皮肉ってたりして面白かった。
ただ同じステージなのに難易度が違うかんじがした。ピアノは随分簡単だったが、内容は面白くなっかった。
長野の某中堅高校で採用。
CDが同梱されてるダイジェストのやつ。たぶんこれもオックスドード。
それってレベル3ですよね。今度読みます。オスカーワイルドはいいですね。
青空文庫でもいくつか読みましたました。もちろん日本語ですがほんといいですね。
レベル3 クリスマスキャロル ディケンズ 読みました。
泣けました。あの意地の悪い主人公の爺さんがまるで自分のことのようでw
will とmayの文がこの小説の重要なところかな、と思いました。
変更不能な未来を見せ付けられるような最近の救いようのないいくつかの映画作品とは
違って最後は変われてよかったww
by R. D. Wingfield
難易度:★★★☆☆
です。今までフロストのシリーズを全部出るたびに読んできたのに、これが
最後とは!フロストのfoul-mouthedで生き生きとした喋りがとてもいいです。
フロストの型破りな捜査の方法、殺された少女たちへの熱い思いが伝わり
ます。今回、クリスマスの時の赤い服を着た妻とのやりとり、等、フロスト
の個人的な歴史も垣間見ることができました。同僚とのやりとり、上司に
対する反感など、ユーモア溢れる筆の運びで一気に読ませます。
by Ralph Waldo Trine
難易度:★★★☆☆
初の洋書挑戦。最初のころは1日数行とかしか進まずかなり苦しんだ。
自己啓発本大好きなので、もう何冊も日本語で類書は読んでるし
内容も、訳本で読めば「ああ、面白かった(でも現実は厳しいよね)」で終わったと思う。
でも作者の言葉に直接触れることがこんなにすごいこととは知らなかった。
何度も心にドカーンと来た。
いろんな意味で成長できた1冊でした。
by Joseph.E.Stiglitz & Linda.J.Bilmes
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
ペーパーバックになったので、やっと読みました。内容からして面白いとは
言えない本でしたが、アメリカ政府の発表した戦費の計算方法などとても
わかりやすかったです。アメリカ国民にもそれ以外の国の人にも理解できる
ように書けるのはすごいと思いました。ただ、あくまでもアメリカ視点・経済
視点なので読んでいてなんとも空しくもなり、書かれた時点ではサブプライム
問題が折り込まれていないので、いっそう背筋が寒くなりました
レベル2(オックスフォード)
面白かった。最後のKKKの話がよくわからんかったけど。
by Khaled Hosseini
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
アフガニスタンの人物名や地名、イスラム教関連の語彙(イタリックで表記)が頭に入りにくい以外は
英語は読みやすいと思う。売れに売れた2003年のベストセラーで映画は去年日本でも公開されたらしい。
ノスタルジア溢れる少年期の描写、激変する政治的背景、舞台の変遷、暴力と絶望、そして一縷の希望。
30年に渡る大河ドラマ、読み応えは十分です。
by Michael Connelly
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
おなじみ、ボッシュシリーズではなくて、リンカーンロイヤーの続きです。
でも、ボッシュも出てきます。リハッブを出たばかりの1年間弁護士業を
休んでいたミッキーに仕事が舞い込んできます。まだ幼い娘と水曜日に
だけ、パンケーキを食べさせて一緒にアルバム見るところなんか、しんみり
します。あと、ボッシュとの関係も、予想はついたけど、なかなかよかった。
弁護士と検察側のやりとりなど、興味深かったです。おすすめ
by Paul Auster
(298ページ)
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
マーコ・フォッグは1969年の夏を、人生最後の夏として過ごしていた。
しかし最後の夏に、マーコは失われたはずの関係に出会う。
一見感傷的な物語を、事件の再演などで分解しながら、
それでいて、おもしろく、感傷はちゃんと残る。
個人的に再読しても飽きないし、
英語初学者の自分でもかなり読みやすかったです。
by J.D.Robb
(384 pages)
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
ロマンス小説の巨匠ノーラ・ロバーツ(Nora Roberts)がJ.D.ロブ(J.D.Robb)
の別名儀で送る近未来サスペンス&ロマンス小説の第21弾。(邦訳版未刊行)
郊外の高級住宅地で、深夜のプロによる、弁護士一家皆殺し事件での
唯一の生存者、九歳児のニクシー。彼女を自宅の大豪邸で保護しつつ
捜査を進める大実業家の夫をもつ主任捜査官イヴ・ダラス警部補。
事件の糸はさまざまに錯綜して・・・。
分からなくなりますが、シリーズをある程度読み進めて物語の世界観を
把握した上で入ると、素直に読み進めることができます。邦訳版も、
「イブ&ローク・シリーズ」として、ヴィレッジ・ブックス(ソニー・
マガジンズ) http://www.villagebooks.co.jp/ からシリーズ18作目まで
と特別編1作が刊行されています。
作品単体としては、今回のメイン・キャラであるニクシーにもうすこし
スポットをあてた作りにして、彼女視点の叙述が欲しかったところ。
ボキャビル(Vocabrally Building)の視点で見れば、「俗語」と「公式的
な表現」が程よく混じっていて、把握しやすかった。
あと、ペーパーバックにはあまりみられないつくりなんだけど、冒頭に
半ページ分(200語程度)の「あらすじ」と、巻末に次回作品の「一章分の
ためし読み」が付いているのが、おトクな感じがして良かった。
by J.D.Robb
(368 pages )
面白さ:★★★★★
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
ロマンス小説の巨匠ノーラ・ロバーツ(Nora Roberts)がJ.D.ロブ(J.D.Robb)
の別名儀で送る近未来サスペンス&ロマンス小説の第23弾。(邦訳版未刊行)
殺人事件担当捜査官イヴ・ダラス(Eve Dallas)警部補の親友で、全米ヒット
チャート常連歌手のメイヴィス・フリーストーン(Mavis Freestone)は恋人
レオナルド(Leonard)との子供の出産を控えて、イヴとローク(Roarke)の夫婦
を巻き込んで出産立会人の講習会に出たり、イヴが開いてくれる、ベイビー
・シャワーという産み月まぢかのお祝いのパーティーにわくわくしたりと大忙
し。
Title:The Notebook
Author:N.Sparks
Total:213 pages
面白度:★★★★☆
グイグイ度:★★★★☆
お涙頂戴度:★★★★★
難易度:★☆☆☆☆
邦題『君に読む物語』です。
面白かったですねー。和書も含めて久しぶりに「読んだー」と感じた作品。
ただ映画化もされていて事前にネタを知ってたので面白度は★4つ。
一気に読みましたが、「うおっ」と盛り上がったところで場面転換、
後半の「静」のパートに入ってしまい、少し淡々としてしまったので、グイグイ度は★4つ。
かなり泣いて読みました。なので特別にお涙頂戴度をつけ★5つ。
すいすい読めてかなり易しい作品と思います。でも初心者には★ゼロはないと思うので、1コだけつけときます。
完読
やっぱり有名な物語だけあってよくできてるよ。
読んで損はなし
文法はめちゃくちゃ簡単だけど固有名詞がきっつい(^ω^;)
Author:Annie Proulx
Total:55 pages
面白度:★★★☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
難易度:★★★★☆
映画になった『ブロークバック・マウンテン』原作。
超短編なのですぐ読めるかと手を出したら、難解。グイグイ度低めはそのため。
単語のレベル(私には)高め、文体クセあり、登場人物の会話は訛り満載。
比喩的表現も多く、語句の意味がわかっても、それが表していることを理解するのが難解。
(といっても、まったく読めない、ということではなかったので「難易度」★は4つ。)
精神的恋愛ものかと思っていたら、いきなり…! びっくり。
英語の難解さにいったんギブアップ。レンタルで映画を観て、再読。
この作品は超短編のため話の展開が早く、
ともすると見過ごしてしまいがちな一文一文の持つ意味が実はとても深いです。
丁寧にちゃんと読みたい、と思わせる作品ですが、
それは「面白度」とはちょっと違うような…? なので★3つ。
誰もが好む作品ではないかもしれませんが、単なる「ゲイ話」ではないです。
永遠に求めてやまない、でも決して帰れない、楽園。
誰もが人生でふとしたときに振り返る「戻れない自分」を思い起こさせるため、
リスキーな内容にもかかわらず、イロモノにならず世界中で大変な評価を受けたのだと思います。
PeachBoy
面白度:★★★☆☆
難易度:★☆☆☆☆
いわゆる桃太郎です。このスレッドでハリーポッターより易しいのはこれくらいかな。
でも、pheasant(雉)、millet dumpling(きびだんご)という語彙を獲得しました。
>>364はおすすめです。
Alice's adventure in Wonderland
by Lewis Caroll
面白さ:★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
不思議の国のアリス。
Kindleを買ったら無料でダウンロードできたのでよんでみました。
>>232みたいな短編以外で初めて一日で読みきった本になりました。
これも十分短編かな。
英語がやさしいのでスイスイいけますが、Aliceが小さい子供であるため、
間違った(普通はつかわない)英語をつかうシーンなんかもあって
ちょっと勉強用には実は向かないのかもとおもいました。
curiouser, curiouserっていう有名なのは捕捉できたけど、正しいと思い込んで
そのままよんじゃったりしたものがたぶんあったんだろうなあと思います。
「あしながー」のほうは、子供のころに翻訳を読んだりアニメで見てストーリーを知っていたせいか、割と楽しんで読めたのですが、「続ー」のほうは、ストーリーをまったく知らないせいか、めちゃくちゃ難しかった。
同じ作者によるシリーズものなのに、なんでこんなに難易度が違うの?という感じでした。。
Title:Greek Myths
Author:Thomas Bullfinch
Total:80 pages
面白さ:★☆☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★☆☆☆☆
ラダーシリーズ。
名前の読みがわからないのとか
神なのか人なのかわからないのとか、
神は神でも何の神なのかわからないのとか、
ちょっといらいらしながら読みました。
ギリシャ神(と神話)をひととおり知っている人は読みやすいかも。
ラダーシリーズはレベル(難易度)に関係なく、
読みやすいものは読みやすい、読みにくいものは読みにくい、という印象。
これは私にはあまり読みやすくなかったです。
Author:Lafcadio Hearn
Total:90 pages
(洋販ラダー レベル2[2000語レベル] 昔の版で730円)
面白さ:★★★★★
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
嬉しい誤算で、めっちゃ面白かった。本物と付き合わしてみたけれど、
1ページで1つか2つの単語を易しい単語に置き換えているだけで、ほぼ
原文の味わいがある。そもそも、ハーンも易しい英語で書いているのです。
雪女で、おゆきとみのきちが恋に落ちる場面のハーンの英語は生き生きとして
美しい。小生はおゆきに萌を感じました。
向日葵は、どこが怖いのかよくわからなかった。向日葵は載せなくても
よかったかも。
向日葵以外の話は、読みやすくてわかりやすかった。ハーンの英語は平明で、
かつ、美しいよ。暗唱したい本です。小生の今年の上半期のイチオシです。95点。
Author:Steig Larson
Total:644 pages
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
邦題『ミレニアム』。
「ベストセラーもせっかくだから原書で読んでみるか!」と思って手に取ってみたものの、
これは原作はスウェーデン語で、翻訳もの。原書ではありませんでした(笑)。
『ミレニアム』という雑誌のジャーナリストであるマイケルと
タイトルにもなっている「ドラゴンタトゥーの女」サランダーが
ハリエットという少女の失踪事件を調査していくというストーリー。
途中まで事件の真相がまったく見えず、
前半、もすこし面白くできなかったの?と感じたので、面白度★は4つ(3つ半かな?)。
クライマックスはたたみかけるような場面転換がうまく、一気に読めました。
ただそこにくるまでの展開が、上にも記したように、遅すぎ。
中だるみを感じたので、グイグイ度★は3つ。
英語自体は全体に平易な印象。
が、ところどころ出てくるスウェーデン語が何と読むのかまったくわからず。
また、企業の汚職事件などが描かれているところ、これは自分自身の語彙の乏しさから、
経済関係よくワカラン…ということで難易度★は3つ。
これは読みやすい
高校1年生でも読めるだろう。
Author:Ken Follett
Total:384 pages
面白さ:★★★★★
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
有名なスパイ小説だが、展開がスピーディで面白い。殺し屋に感情移入してしまい、
無事に逃げとおせるかハラハラドキドキする。次はこの作者のThe Pillars of the Earth
に挑戦するかのう。
面白さ:★★★★★
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
おもしろかったけど、これカトリックの人おこらないのかな。。
ちょっと長いので時間がかかりました。
面白さ:★★★★★
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
餓鬼の頃読んだアルセーヌルパンの第一作。
Project Gutenberg にあったので、懐かしくてついつい読んでしまった。タダだし。
9つの短編を集めた短編集だが、どれも人を食ったようなところがあって、久しぶりに
読んでもけっこう面白い。初めて読む人だと、隠されたトリックにあっと驚くかも。
餓鬼の頃読んだ翻訳ではお色気部分はカットされてたけど、フランス物だし、けっこう
お盛んなんですね。
英語は、フランス語からの翻訳なので、比較的易しいと思うけど、フランス語の語順を
わざとそのまま残しているところがあり(目的語が修飾句の後に来る)、少し慣れが必要かも。
by Sidney Sheldon
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
序盤~中盤までグイグイ引っ張られるが、ラスト20ページは
何じゃこれ????というくらいあっけなく、尻すぼみな展開。
sheldon先生お疲れだったのかな?
今見てみるとamazonなんかでもオレと似たような評が多い。
がっくり。
英語自体は簡単だから単純に学習目的ならいいだろうけど。
面白さ:★★★☆☆
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
星マークの数は、本当はどうなんか、まるっきりわかりません。イメージでつけました。
生まれてはじめてのペーパーバック挑戦でしたので、ちゃんと読めていません。
現実にイギリス王立海軍というのがあって、何者かがH.M.S. UNSEENという名の高性能のthe submarineを隠したかなにかします。
軍事の世界ではすごく高性能で有名な潜水艦です。それが行方不明になるんです。
一方で、concordが謎の潜水艦によって打ち落とされ、なぜか残骸も何もでてこないのでおかしいとなるのです。
その事件をめぐってイギリスの南東側の海域、大西洋などのすべての地域のどこかに
隠されたH.M.S. UNSEENを探し回るのが大体のストーリーです。
なかなか、TVでも聞けない情報もあって、たとえば、イギリスの軍隊
(海軍か空軍か忘れた)にはなんと「AIR FORCE THREE」というのがあるのです。
U.S.A.の某専用機とはまったく違い、軍隊の機ですが、どうしてもU.S.A.の「アレ」の
絵しか思い浮かばず、「いや、あんなのが軍隊にあるわけねぇよ」って違和感がずっとありましたwww
まあ、初めてにしてはそれなりに楽しめました。
気軽に読むようにしていたので、普通に小説を読むつもりで、辞書とにらめっこしていましたよwww
ペンギンリーダーみたいなGRを読めばいいのに
難しい凝った表現もペーパーパックの魅力のひとつでしょ
追うのが簡単なのであって、英文をきちんと理解するという
意味ではやはり上級レベルですよ。
いやいや、それはないw
シェルダンはマジ簡単だから
ハリポタのほうが難しい
by Dan Brown
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
Dan Brownのデビュー作。
コンピュータ関連のSF。
スピード感があってどんどん読んでいけます。
難しい語句も少ない。
ただリアリティが圧倒的に足りない。
コンピュータのことをちょっと知ってる人なら
「ありえない」とつぶやきながら読むことになります。
Diana Wynne Jones
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
今更ながら「ハウルの動く城」の原作本。前半の伏線をきれいに回収し
すっきりと気持ち良く読み終えることができる。映画みたいなもやもや感はない。
特にいろいろな真実が明らかになる後半はぐいぐい引き込まれる。
ハリーポッター読んだ人なら問題なく読めるレベル。
ちなみに買ったときTOEIC730点レベルだというシールが貼ってあった。
ハリポタ読んでみようかと思うけど長いから。。。という人にもお勧め。
J.R.R.Tolkien
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
ロードオブザリングの主人公フロドのおじビルボの話。ガンダルフも出てきます。
子供向けなので話は単調。ほぼ時系列に沿って淡々と話が進む感じ。
英語は簡単なのでペーパーバック初心者でも読めると思います。
一応これを読むと、ロードオブザリングで捨てに行くリングや、フロドが
着ていたミスリルの鎖かたびら(?)をどうやって手に入れたかが分かります。
児童書多読で徐々に力をつけてきたレベルの者です。
参加します。
Girls in the Shadow/V.C.Andrews
面白さ:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
『屋根裏部屋の花たち』のV.C.アンドリュース。
3~4冊程度のシリーズがいっぱい出てますが、作者はもう亡くなっており、ゴーストライターが書き継いでいるそうです。
これはShadowシリーズの2作目。知らずに買ったんですが、問題なく読めました。
ウェスティングトン老夫人の世話になることになった、天涯孤独のエイプリル。
古い屋敷には、老いた召使いトレヴァーと、聾唖の孫娘エコーしか住んでいません。
しかし、ハンサムな家庭教師タイラーや、放蕩者のエコーの母フィオナが加わり、
世間から切り離された家庭に、不穏な影が……。
昼ドラみたいな愛憎劇が好きな人には面白いでしょう。あと、雰囲気がエロい。
難易度は、GRのレベル6程度に感じます。
簡単なペーパーバックをお探しの方、参考になれば。
by Daniel Keyes
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
「アルジャーノンに花束を」英語は最初が難しい(笑)知的障害者である主人公の日誌の形をとり
物語が続くので、障害の重い最初の部分が発音をベースにした綴り間違いと句読法のでたらめさで
英語の母語話者でない読者には斬新ながらまどろっこしい。
全編通してテーマが重く、おちに救いがないのだけれど、その割に引き込まれて読み進んだ。
同一人物の知性と人格を互いに独立した個性ととらえる見方は西洋(アメリカ)では一般的なのか?
知性観のちがいが興味深かった。
Diana Wynne Jones
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★☆☆☆
Howl's Moving Castleの続編。というか同じ世界を舞台にしたもうひとつのお話。
主人公は絨毯の商人。商人なのでお世辞をふんだんに盛り込んだしゃべり方を
するのがとてもうっとおしい。台詞がむやみに難解になっている感じ。
最初の2,3章でそれを乗り越えられないとつらい。なのでグイグイ度は低め。
後半は伏線回収、過去のキャラクター登場、いろいろな種明かしと面白くて、
一応その努力は報われる。でもラストはちょっと大げさすぎというか、無理やり
何もかもをうまくまとめすぎのように思う。。
英語はHowl's Moving Castleよりもやや難しい気がする。
Steig Larson
難易度:★★★☆☆
スウェーデン発のミステリー。
固有名詞の発音がわからずリズムにのれなかった。
1ページ目で誰かが死ぬDanBrown的なのにしばらく慣れていたからか、
ゆっくりな物語にちょっととまどってしまった。僕もそうですが、
完全な娯楽作を楽しみたい人にはちょっとお勧めできないかも。
by Nick Hornby
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★☆
ヒュー・グラント主演で2002年に映画化された小説。わりと回りくどい言い回しのジョークが
読みにくいといえば読みにくい(比喩や反語)のと、1993年~94年当時の風俗に疎いと
分かりにくいところもあるが、逆にいえば当時のイギリスの生活感が読み取れる。
映画を見ていないのでもっと軽いコメディを想像していたが、シングルペアレントや独身主義者、
子どものそれぞれの立場の人生観がかなり鋭く語られていて引き込まれた。
Diana Wynne Jones
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
Howl's Moving Castleの続編、3作目。前2作の登場人物たちも出てくる。
ただ…前2作と比べると今ひとつ…。面白くなりそうな要素もいろいろある割には
大した意外性もなく都合よく終わちゃったような気がする。
あと、主人公の女の子がわがまま・自己中すぎて可愛くない。
結局1作目が1番。まあハウルやソフィーのその後を知りたい方はどうぞ。
Michael Crichton
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
探査衛星が墜落したある村の人々が奇病により次々と
亡くなった。地球外の病原体による災害を扱うために
つくられたチームが調査を開始するが。。
割と短め(360ページ)で、手軽にSF恐怖ものを
楽しめました。さすがにMedical schoolをでている
だけあって(?)リアリティがありますね。
単語は医学系。
A Touch of FROST
FROST in CHRISTMAS
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
難易度は、捻りの利いた言い回しがなければ★二つでもいい。
ちなみに、これの前にMコナリーを2冊ほど読んけど
雰囲気こそかなり異なるがけっこう似たような設定だな
(まあどっちも警察物だし)。でもイギリス物は独特の
ユーモアがあるね。CONNELLYの方(頭にBLACKが付く最初の二作)
はもっと写実的かつ何というか「スカした」感じがする。
(ちなみに、こっちも★数はだいたい同じ)。
日本語で読んだけど、面白かったわ。
普通のサスペンスと違って、複数の事件を同時に解決してくところが新鮮。
Louis Sachar
面白さ:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
このスレでも何度か名前が出ていて、amazonでも大絶賛の本。
英語は簡単だし各章が短いのでサクサク読めます。
後半でああなるほど!と思わせる伏線も結構あって楽しめる。
ただ、最後はちょっと盛り上がりにかけるように思う。
ペーパーバック初心者におすすめというのは納得。
by F. Scott Fitzgerald
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
奥深さ:★★★★☆
映画化された『ベンジャミン・バトン―数奇な人生―』の原作。
『グレート・ギャツビー』の作者、F・フィッツジェラルドの短編集の中の1篇。
映画化に伴って単行本として出てたので買った。で、放置してたのを今ごろ読んだ。
面白さ・グイグイ度はちょっと適当。
なにせほんの50ページの短編、あっという間に読んでしまったので。難しくはなかった。
『グレート・ギャツビー』を読んだときも感じたことだけど、
移る時代の喧騒や人々のざわめきなど感じさせる描写がうまい、と思った。
設定はファンタジーなんだけどそういう印象はなく、読後は不思議な余韻が残った。
フィッツジェラルドってやっぱりすごい作家なんだ…とあらためて感じた。
映画はだいぶ内容が違うようなので、これからレンタルで借りて見てみようと思う。
とっても短い作品なので、洋書初心者には手を出しやすいんじゃないだろうか。
また、『グレート・ギャツビー』(フィッツジェラルド)に興味がある人にもおすすめ。
by Emily Giffin
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
奥深さ:★★☆☆☆
NYTimesか何かのランキング入りをしてたChick novel。
この手の女流作家のChick novelにしては面白い。作品として点数は高いと思う。
ただちょっと都合のいいストーリー。
読みやすく、読者が感情移入しやすい。
日常的な語彙を使っているので、語彙数はそう多くなくても大丈夫かと。
割と分厚いけど、ハマると勢いでぐいぐい読めると思う。
"Kitchen Confidential"
"A COOK'S TOUR"
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★☆☆
奥深さ:★★★★☆
NYのシェフ(Les Hallesという仏料理店で日本にも支店があるらしい)
の「自伝的エッセイ&業界裏話」と、その続編的な「世界食べ歩き紀行」です。
久しぶりにノンフィクションを続けて二冊読みました。
10年位前のベストセラーらしいです。
結構言い回しが難しくて意味不明な部分も多かったけど
細かいところ飛ばし読みしても充分楽しめました。
いわゆる「外人のみた日本・アジア論」的な章もあります。
日本とヴェトナムが凄く好意的に書かれてた。
TOM ROB SMITH
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
CHILD44の続編です。
前作のほうがよかったかな。
今度のはちょっとマンガの原作みたいでした。
著者二作目の最新作ですが、もうすでに翻訳
出てるんですよねえ。
by Michael Crichton
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
太平洋上空飛行中の旅客機にて死亡者三人、負傷者数十人をだす
重大なインシデントが発生する。
飛行機メーカーであるNorton社の品質保証担当である主人公が
調査をしていくというストーリー。
DC10が当時として非常に安全な飛行機だったにもかかわらず
マスコミの扱いにより「危険な機体」というレッテルをはられてしまった
等々、実際におきた事件、事故なども参考に出しつつ、
飛行機ビジネスをとりまくサスペンス、マスコミとの戦いを
描いたフィクション。
amazonで「飛行機に乗るのが怖くなる」って書いてたけど、
むしろその逆だった。おもしろかったです。
Little Women
by Louisa May Alcott
面白さ:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
“Christmas won't be Christmas without any presents”
いきなり冒頭でグイッとやられた。以来、大好きな作品。
舞台は南北戦争真っ只中のアメリカ。
従軍中の父親の留守を守る母と4人姉妹がおりなす
滑稽で、切なくて、苦しいこともあるけど、楽しい物語。
著者自身の体験から生まれた小説だからか、
端々にリアリティーがあるところもまた良い。
アメリカンクラシックの中でも秀作だと思う。
男性は好まないかもってことで★4つ。
続編もいいよ
Kazuo Ishiguro
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
イギリスで年に一度のBOOKERS賞をとった作品です。
英文に品があって、当時のイギリスに思いはせながら
まったりとした時間がすごせます。
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
OO7 ジェームズボンドの少年時代の話です。
大人が読んでも結構楽しみながらずんずん
読み進んでいける。
イギリス英語の単語がつかわれてますが、
子供用の本なので文法的にはシンプルで
特に難しくないです。
Steig Larsson
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
裏表紙の推薦文に"A SEXY,ADDICTIVE THRILLER."
ってあるのでどんなにエッチな描写があるんだろうかと
身構えていたのに、別にそんなでもなかったです。
難易度的には人名や地名の実際の発音がイメージしにくいのが
難しい印象を与えますが英文的には★二つか三つくらいです。
スエーデン固有の名詞とか表現とか一切脚注なしなんで
ちょっと不親切かなと思いますが翻訳ものに限らず
英語の小説って大体がそうなんですよね。
Evelyn waugh
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★☆☆
イヴリンウォーの代表作と言われている。若いときには密集した時間
を過ごすものだが、年をとると、これまで近くにいた人が死んだり、
遠くにいってしまったりして、ずいぶんとかわってしまうものだ
ということが言いたかったんだろうか?話はおもしろくない。
だけど、単語の選び方とかとても文章に凝った作家なんだなと
わかる。別の作品も読んでみたいという気持ちを起こさせる本だった
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
ところでシリーズ3は何か知らんが分厚くて表紙
の絵が恥ずかしいやつしかないからvintage待ち。
しかしミステリとかサスペンスばかり読んでると
英語得意になったような錯覚に陥るな
by Dean Koontz
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
"If you don’t take this note to the police and get them involved,
I will kill a lovely blond schoolteacher. If you do take this note to
the police, I will instead kill an elderly woman active in charity work.
You have four hours to decide. The choice is yours."
裏表紙の紹介文にもあるこの文章でめちゃくちゃ期待して読み始めたものの、
意外とそれほどスピーディでもなかった。
また理不尽であまりリアリティのない展開もあったりして、全体として
まあまあというところでした。amazon.comの書評でもKoontzのなかでは
あまりよくない方みたいなんで、他にKoontzでおすすめあったら教えて
ほしいです。
面白さ:★★★★★
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★★
655ページあって分厚かったけど、軽快で面白かった。
グリシャムで一番かも。
by Po Bronson
面白さ:★★★★★
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★☆☆
育児、児童教育に関する最近の科学的知見を紹介する一般向け啓蒙書。
巻末に、引用した論文へのリファレンスがある、比較的ちゃんとした本でした。
思わず「へー」と唸る事が何度もありました。たとえば、、
・アメリカでは「あなたは賢い」ととにかく褒めることが子供の自信につながると
いわれ長い間定着していましたが、これはよくない
・共に攻撃性と相関がみとめられるものの、児童向教育番組をよく観る子供は
パワーレンジャー等暴力表現のある番組をみる子供よりもさらに攻撃的になる
これはめちゃくちゃおもしろい。超お勧めです。
こういった類の本はもちろん批判的に読む必要があるにせよ、
(また殆どの統計データはアメリカでとられたものと意識する必要があるにせよ)
もっと多くの日本人に読んでほしい超良書です。
一生本棚入り決定
それ、面白そうですね
今度注文してみよう
Steig Larsson
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★★☆
最初の1/3位は前作(The Girl with the Dragon Tatoo)の後日談みたいな感じで大きな
事件は起こらないからあんまり面白くなかったけど、大事件が起こって「ひょっとして
犯人は Salander では?」と思ったときから俄然面白くなった。
伏線の張り方がうまい。最後のシーンはドキドキの連続で、最後の最後までどういう
結末になるのかわからなかった。ミステリーファンなら読んで損はしないと思う。
続きが楽しみ。邦訳は出てるし、イギリスなら英語版も買えるけど、Kindle待ちなので
5月25日までお預け状態。この本も Kindle for iPhone で読んだ。
by Elizabeth Strout
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
数学教師を退職したOliveの40代から70代のエピソードを中心に13の短編で構成される。
それぞれが独立した短編として楽しめるし、Oliveがほとんど登場しなかったり背景の一部
でしかないものもある。バルザックの人間喜劇みたいに人物を使い回すことで、海辺の
小さな街のコミュニティーを描き出している。普通の人々の日常と非日常(大切な人を
失ったり、事件が起こったり、何かと決別したり)における心情描写が秀逸。
自分は第一話 Pharmacy 第三話 The Piano Player 第五話 Starving 第九話 Basket of Trips
第十話 Ship in a Bottle 最終話 River がよかった。重めの話が多い一方で、くすっと笑える
ユーモアが漂う。
Diana Wynne Jones
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★☆☆☆
Howl's Moving Castleの続編、3作目。前2作の登場人物たちも出てくる。
ただ…前2作と比べると今ひとつ…。面白くなりそうな要素もいろいろある割には
大した意外性もなく都合よく終わちゃったような気がする。
あと、主人公の女の子がわがまま・自己中すぎて可愛くない。
結局1作目が1番。まあハウルやソフィーのその後を知りたい方はどうぞ。
by Stephenie Meyer
面白さ:★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
映画化されたYAノベル。シリーズ1作目。
日本で言うと、ラノベというよりコバルト文庫、もしくはとても古典的な少女漫画。
英語は特に難しい文法はなかった。感情表現も同じ単語が繰り返し出てくる。
すぐに展開は読めるし、やはりその通りに物語は進んでいくのだが、
あたりまえである、私の好きなミステリではなく、これは恋愛小説だ。
恋愛モノのセオリーである主人公への自己投影はできない。
冒頭の境遇には少しの偽善と自己憐憫を感じるがこれはきっと、穿った見方だろう。
彼女は頭もよろしく文学少女を匂わせているけれど、そのセリフは行間、もとい
空気が読めているとは到底思えない。
そしてなぜか運痴...
これはあたりまえである、少女漫画の主人公はドジでのろまなカメでなくてはいけない。
基本的に少女の目線でしか語られないので、相手のイケメン吸血鬼はとにかく
完璧な男であることは念を押される。(外見が)
他の吸血鬼たちのキャラをもう少し立てて欲しかったが、1作目だから割愛されたか。
2作目以降に立ってくるのかな。
中盤両思いになってからのイチャコラ会話に食傷するが、それ以外は最後まで
飽きずに読めた。
現在高三で難関大を志望しているのですが洋書を読むのは受験勉強に効果ありますか?
君が高1なら読書を勧めたかもしれんが・・・。
by Stephenie Meyer
面白さ:★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
映画化されたYAノベル。シリーズ2作目。
英語は1作目より簡単に感じたのはよく使われる単語に慣れたからだと思う。
難しい文法はなし。
恋が成就したら次はやはり失恋。少女漫画には欠かせません。
ラブラブ真っただ中、小さな事件がきっかけとなり、
大した理由もなく(個人的見解)いきなりイケメン吸血鬼が少女の元を去る。
しかしあの「歳月の羅列」には失笑。
人気という点で、どうも1作目や3作目より分が悪いらしい今作なのだが、
個人的にはこの2作目の方が気に入った。
やはり少女が失恋の絶望から狂ってくところがこの本のキモ。
ちょっと文学を感じさせる。と言っても繊細な描写はほとんどないけど。
what if~、what if~、what if~、の箇所はムカついて本を投げたくなった。
イタリアのシーンは意外にあっさり終了してしまうところは残念。
吸血鬼達の活躍どころだと期待したのに。
(おまけ)
New Moonを読む前に、Twilightのイケメン吸血鬼視点で書かれたMidnight Sunを
読んだ。
Midnight Sunは出版された物ではなく、作者のHPでドラフト原稿をDLできる。
ハッキリ言ってこっちの方がTwilightより数倍面白かった。爆笑。
David Benioff
面白さ:★★★★★
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★★★
自分的にこの一年間くらいで一番面白かった本。
第二次世界大戦中のレニングラード包囲戦を舞台にして
嘘みたいな半分(?)本当の話。
英文は難しくないけど(この作者にしては装飾控え目)
ロシアの人名、地名に慣れていないと、ちょっと大変。
以前から Benioff ってどこの名前かと思ってたんだけど、
Beniov だったのかと納得。
by Malcolm Gladwell
面白さ:★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度: ☆☆☆☆☆
口コミがどのように広まるかを例をあげながら分析していく、
マーケティング本(?)。まあまあかなあ。。
by Jared M. Diamond
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
いわゆる「銃、病原菌、鉄」
ヨーロッパ文明が現代を実質的に支配し、ネイティブアメリカンや
アボリジニが「敗北」したのは環境の違いによるものであるとする
仮説をぶちあげる壮大な本。20年くらい前のピューリッツァー賞。
素人の自分にも細かいつっこみどころはたくさんあるけど概論として
おもしろかった。科学的な検証はどれくらいすすんでいるのだろう。
そろそろノンフィクションにも飽きたので小説よみます。
The Reader
by Bernhard Schlink
難易度:★★★★☆
グイグイ度:★★★☆☆
ケイト・ウィンスレット主演の映画「愛を読む人」の原作(しかしその邦題どうなのよ)英語版。
冒頭から淡々と乾いた感じで主人公と年上の女性ハンナが関係を持ったいきさつが回想される。
ヨーロッパ的なエロティズムというか。やがて訪れる突然の別れ、思いがけない再会、年月は流れ
中年の学者となった主人公の、ハンナを巡る心の旅は器用に完結することを許されず続いていく。
ドイツの戦中戦後を舞台に、個人の内面を丁寧にたどる(そして答をださない)重い物語だ。
私も、The Reader、10年位前に読んだ。ドイツ語本の英訳を読むのは何か変な気がした。
日本語本は「朗読者」。ナチ収容所の歴史的な記述が難しかった。
いろいろ、設定に違和感を感じるけど、後半は泣ける。
去年、映画も見たけど、まあまあ忠実に再現、タイタニックのケイトがアカデミー主演女優賞獲得。
by Allan Pease, Barbara Pease
面白さ:★★★★☆
難易度:★★☆☆☆
グイグイ度:★★★☆☆
これも10年近く前に読んだんだが、一応、科学書の類いだが論理的で
分かりやすく書いてある。男女の違いを生物学的に説明してあるが、
それが非常に面白い。ただし、後半はあまり面白くない。
日本版「 話を聞かない男、地図が読めない女」もべストセラー。
同著者の「Why Men Want Sex and Women Need Love」も最近出たようなので、
読んでみようかな。
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