今回は発音を学ぶ方法を紹介します。
発音が適当でもそれなりに伝えることは可能なので、どうしても発音のトレーニングって後回しになってしまいがちだと思います。
日本人は恥ずかしがり屋だから、ネイティブっぽく発音すると、気取った感じになって照れくさいと感じる人も多いでしょう。
でも、きちんと発音ができるようになれば、他人の発音も聞き分けることが可能になるので、早い段階で正確な発音を習得することは重要です。
発音できない単語は聞き取れないという先生もいるぐらいです。
今回は、発音を学ぶための強力なツールをご紹介します。もちろん無料です。
アイオワ大学のホームページで公開されているツールなのですが、アニメーションと実際の動画を使って発音をわかりやすく教えてくれます。
使い方を説明しますので、まずは以下のサイトにアクセスしてみてください。
※Flashを使ったサイトなので、iPhone/iPadの方はご自宅のPCでご確認ください。
http://www.uiowa.edu/~acadtech/phonetics/english/frameset.html
以下のようなウィンドウが表示(ポップアップ)されます。
※表示されない方はAdobe Flashがインストールされていないかもしれませんので、Flashをインストールしてからトライしてください。
上部のボタンで確認したい発音を選ぶのですが、単語が難しいと思いますので、まずは母音の確認方法について説明します。
■母音の確認法
1. monophthongs(短母音)かdiphthongs(二重母音)を選びます。
2. 口の中の発音位置をFront(前)、Center(中央)、Back(後ろ)から選びます。
※ diphtongs(二重母音)の場合は、発音位置の指定は必要ありません。
3. 候補となる発音記号が表示されますので、発音記号を選びます。
4. イラスト、写真、それぞれの下に3角マークがありますので、これをクリックして発音と口の動きを確認します。
5. 右下の単語例をクリックして発音を確認することもできます。
■子音の確認法
1. manner(発音方法)かplace(発音箇所)かvoice(有声音・無声音)を選びますが、ここではmannerを選びます。
2. 発音方法を6種類の中から一つ選びますが、ここではfricative(摩擦音)を選んでみます。
その他の意味は以下のとおり。
stop(閉鎖音)、fricative(摩擦音)、affricate(破擦音)、nasal(鼻音)、liquid(流音)、glide(半母音)
3. あとは母音と同様で、候補となる発音記号が表示されますので、発音記号を選びます。
4. イラスト、写真、それぞれの下に3角マークがありますので、これをクリックして発音と口の動きを確認します。
5. 右下の単語例をクリックして発音を確認することもできます。
いかがでしたか?
無料でこんな素晴らしいツールを公開してくれているアイオワ大学には本当に感謝します。
みなさんもぜひ積極的に利用しましょう。
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竹内真生子 アスク 2012-04-28
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