
これ、本当なんです
会社や学校で受けさせられるTOEICはIPテストと呼ばれるもので、実は公式テストとは異なります。
公式テストとIPテスト、どちらも国際ビジネスコミュニケーション協会によって行われるTOEIC試験であり、試験形式や解凍時間などには違いはありません。
一般的に言われている主な違いは以下の点です。
- 試験実施日: 公開テストは年8回、決まった期日に実施されるが、IPテストは実施団体が都合のよい期日を設定できる。
- 受験料: IPテストのほうが公開テストより安い。
- テスト結果: 公開テストでは公式認定証(Official Score Certificate)が発行されるが、IPテストではスコアレポート(個人成績表)が発行される。
注意点としては、公式認定証がもらえないというところですね。
最近は就職・転職・入試などでTOEICスコアが活用できるようになってきているのですが、IPテストのスコアレポートではなく、公式テストの公式認定証の提出を求められる場合があるので注意が必要です。
さらに、以下の違いがあることがわかっています。
- IPテストでは過去に公開テストで出題された問題が出題される。
- IPテストの方が平均点が100点ほど低い。
TOEICはここ数年、難易度が徐々に上がりつつあります。
しかし、過去の問題を使い回しているIPテストでは、この傾向が反映されていない可能性があります。
難易度の低い過去問を使い回ししているのに、なぜ平均点が低いのでしょうか?
これは会社などで強制的に受けさせられている人が多いからという理由だと言われています。
本当のところはわかりませんが。
ということで、たまには公開テストを受けてみることも良いかもしれませんね。