連日、デング熱の話題がニュースで取り上げられていますが、この『デング』とは何語なのでしょうか?
言葉の響きが『天狗』に似てるので、もしかして日本語?なんて思ったりもしていましたが、ちょっと調べてみました。
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「デング(dengue)」の語源は明らかではないが、スペイン語「dengue」(引きつり・こわばり)が由来という説がある。
デング熱に苦しんでいた西インド諸島の奴隷たちが、ダンディな(気取った)姿勢や歩き方をしていたと言われていて、「ダンディ熱(dandy fever)」とも呼ばれるようになった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%86%B1
Wikipedia情報は以上ですが、他にも
・悪霊によって引き起こされる熱病を意味するスワヒリ語「Ka-dinga pepo」に由来するという説
・強烈に痛む背中をかばうあまり、歩き方がダンディに見えることで、英語のダンディ(dandy)にあたるスペイン語「denguero (デングエロ)」に由来するという説
といった様々な説があるようです。pepo(ペポ)ってかわいいですが、これスワヒリ語で"悪魔"っていう意味だそうです。
テレ朝のニュースでもデング熱の由来について紹介がされていましたが、ここでは最後に紹介したスペイン語「denguero」由来が有力と紹介されていました↓
長崎大学熱帯医学研究所・平山謙二副所長によりますと、デング熱は1780年にアメリカのフィラデルフィアで最初に流行した記録があり、その後、カリブ海周辺で大流行したということです。日本では戦中、戦後に流行地から戻った帰還兵によってウイルスが入ってきて、国内で数十万人もの感染者が出る大流行となったということです。
また、デング熱の「デング」という呼び名については諸説ありますが、国立感染症研究所によりますと、英語の「ダンディ」にあたるスペイン語「デングエロ」が語源とされ、強烈に痛む背中をかばうあまり、背筋を伸ばした歩き方が「ダンディ」に見えてしまうことからこう呼ばれるようになったということです。
以前から各地で流行があったようですが、デング熱のワクチンや治療薬はいまだありません。
ちなみに、デング熱の別名で「Break Bone Fever」というものがあります。これは文字通り、デング熱に骨が折れるような痛みが続くことが由来だそうですが、何とも怖い名前です・・
しかし、この調子だと、すでにデング熱ウィルスをもった蚊は新宿以外にも生息していそうですね・・・
あまり知られてなそうですが、ペットボトルを使って簡単に大量の蚊を退治する方法があります。私も興味は持っていたのですが、いよいよこの蚊取りトラップを試す時がきたかもしれません。以下のサイトで詳しく説明されています↓
■ ペットボトルで簡単に蚊を撃退する方法
http://grapee.jp/3834