「日本の英語教育は見直すべきだと思いますか?」という調査が実施されました。
結果はこちら↓
・思う:75.0%
・思わない:7.4%
・分からない:17.6%(リサーチパネル調べ、3万6898人が対象)
年代別の「思う」と答えた人は以下のとおりで、年配世代の方が見直しに賛成している結果となっています。
10代:64.9%
20代:68.0%
30代:71.8%
40代:74.8%
50代:80.0%
60代:81.7%
70代:78.5%
このアンケートで「思う」と答えた方は、皆、「英語を話せるようになる教育」を求める人かと思いました。
しかし、実際には、むしろ「日本語教育に力を入れるべき」と、英語教育自体を反対する声も目立ったとのことです。
それぞれの側の意見を紹介しておきます。
■話せるようになる英語教育を求める声
「文法ばかりやっても全く意味がない。喋れるようにならないと」
「もっと話せる英語教育にしないと」
「勉強する以上は話せないと!受験英語は見直せ!」
■ 英語教育自体を反対する声
「日本語も満足に話せないのに英語を教えるなんてバカげている。英語の授業で英文の意味を日本語に訳したらその日本語の意味も分からない…という笑えない事実が有る」
「そもそも小学校で英語教育など不要。 寧ろ、正しい日本語教育を根本から行うべき」
「子どもの頃から英語なんて早すぎ。逆にまず日本語をしっかり覚えさせるべきだと思う」
安倍首相は楽天 三木谷社長の入れ知恵(?)により、英語教育改革に熱心な印象ですが、こういった声もきちんと受け止めた上で、慎重に進めていただきたいですね。
[参考記事]
http://news.livedoor.com/article/detail/7750849/
日本の英語教育 (岩波新書)
山田 雄一郎 岩波書店 2005-04-20
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