TOEICテストの名称が変更になるそうです。正確には8月5日からすでに変わっていますが・・
ご存じの方も多いと思いますが、TOEICのテストとしては「TOEIC® テスト」「TOEIC® Speaking & Writing」「TOEIC Bridge®」と3種類のテストがあります。
一般にTOEICと言えば「TOEIC® テスト」を指していることが多いですが、この名称が「TOEIC Listening & Reading Test」(略称:TOEIC L&R)という少々長ったらしい名称に変わることになります。
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変わるのは名称だけで、テスト内容に変更はないそうなので安心して下さい。といっても、今年の5月に出題形式は変わったばかりですが・・
同様に「TOEIC® Speaking & Writing」の名称は「TOEIC® Speaking & Writing Tests」(略称:TOEIC S&W)と微妙に変更されます。
以下、発表文です。
日本でTOEICプログラムを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)(所在地:東京都千代田区永田町、理事長:室伏貴之)は、これまで「TOEICテスト」の名称で実施・運営しておりました英語のListening(聞く)とReading(読む)の2技能を測定するテストを、2016年8月5日(金)より、「TOEIC Listening & Reading Test」(略称:TOEIC L&R)に、「TOEIC Speaking & Writing」の名称で実施・運営しておりましたSpeaking(話す)とWriting(書く)の2技能を測定するテストを「TOEIC Speaking & Writing Tests」(略称:TOEIC S&W)にそれぞれ名称変更いたしましたのでお知らせいたします。
この名称変更にともなうテスト内容の変更はございません。また、名称変更と同時に、「TOEIC Listening & Reading Test」と「TOEIC Speaking & Writing Tests」を受験することにより、英語4技能を総合的に測定できることをより多くの方々に知っていただくことを目的に、両テストを総称する「TOEIC Tests」というテストブランドも新設いたしました。
なお、「TOEIC Tests」に「TOEIC Bridge Test」を含めた「TOEIC Program」は、世界約150か国で年間700万人、日本では280万人が受験しており、英語能力測定のグローバルスタンダードとなっています。
これまでもTOEICはリスニングとリーディングの能力しか測れないという批判も多かったので、そういう誤解がないように、テスト名称に明記してしまおうという感じでしょうか。
今後、採用や昇進条件には「TOEIC S&W」のスコアしか認めませんという企業が増えてきそうですね。