度々話題に上がるTOEICスコア詐称についての話題です。
実は『TOEC 捏造』『TOEIC 詐称』といった検索ワードで当ブログへお越しになる方は非常に多いです。
人気記事ランキングに「TOEICって捏造可能なんですか?証明書必要ないの? 」という記事が常にランク入りしている状況からも分かるかと思います。
今回はTOEICスコア捏造に関し、本物の弁護士の見解が書かれていましたのでご紹介します。
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「裁判例上、労働者は、企業から履歴書等の提出を求められた場合、真実を告げる義務があるとされています。
そのため、履歴書等においてTOEICの点数を水増しする行為は、自己の英語能力について虚偽の事実を記載している点で、この義務に違反す る≒違法と判断される可能性が高くなります」
ただ、違法であるとしても、直ちに解雇事由に該当するわけではなく、一般的に「採否の決定に重大な影響を及ぼす事項」について偽った場合が問題になるという。
具体的には、その企業・職種の種類・性格に照らして、その事実が事前に発覚していればその応募者を採用しなかったと考えられる場合にはじめて、解雇が法的に有効となる。
例えば、英語力が必須とされるような職務の場合、最悪は解雇事由になりかねない感じですね。
ある意味、人生の一生を左右しかねない就職活ですから、TOEICスコアを盛って、少しでも有利に活動したいという気持ちはよくわかります。
でも、運良く入社出来たとしても、嘘をついたことによる後ろめたさや嘘がバレないかという恐怖を感じながら長い会社生活を送るのは精神的につらいでしょうし、何より、スコア詐称を理由に解雇などされようものなら、それこそ人生を棒に振りかねませんので、やめておいた方が無難でしょう。
TOEICスコアは繰り返し受験すれば確実にスコアは上がっていきますし、受験回数の制限もありませんから、現在のTOEICスコアに満足できていない方は少しでも多く受験することを心がけましょう。その分、お金はかかりますが(^^;