日本での受験者数が年々増えているTOEICですが、その一方で、TOEICは本当の英語力を測れないから意味がないという意見も少なくなりません。
実際、私の職場にもTOEICスコアが400点台でも英会話に不自由しない人もいれば、800越えのスコアでもカタコトの英会話しかできない人もいますから、「TOEICは本当の英語力を測れない」という意見は、わりと当たっているという印象があります・・
だからと言って「TOEICなど意味はない。だから勉強もしないしテストも受けない。」と考えている方はいませんか?
この考えは非常にもったいないと思います。
そんな方々にはぜひ下の記事を読んで「TOEICテストを受けるメリットや意味」を改めて考えていただきたいと思います。
大きなメリットの一つとして、多くの日本企業で採用されていることがいえる。TOEICテストは企業、官公庁、学校などで約3400の団体が採用しており、TOEICプログラムの活用はさらに拡大している。
英語力を測る指標としてTOEICスコアを参考にしている日本企業は多く、スコアが高ければ昇進・昇給につながることもある。2013年に実施された「上場企業における英語活用実態調査」報告書によると、海外出張者選抜や海外赴任者選抜にTOEICテストを利用している企業は約3割。同スコアを異動や昇進、昇格の要件にしている企業は15.8%だった。
企業が英語力の指標 としているとあって、当然転職でも有利に働くことがある。アンケートサイト『Qzoo』が25~39歳の男女会社員1000人に行った「転職と語学力」に 関する調査では、TOEICスコア700点以上の人の約6割が、転職成功の秘訣を「TOEICテストなどの語学系資格」と回答。さらに、転職経験者の中で 700点以上の87.6%が「希望する会社・業界に転職できた」と答えているのだ。
同じように学生にとってもスコアが高ければ有利になることがある。たとえば、新卒者の就職活動ではエントリーシートを提出するが、TOEICスコアが 800点以上でなければエントリーを受け付けない企業も存在する。このようなことからも、日本企業で働く人にとっては、TOEICテストを受ける意味はあるだろう。
引用元: http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=102200
上の記事には書いてありませんが、TOEICで一定のスコア以上を取った社員に対して報奨金を出してくれる企業も少なくなりません。
■ 730点で10万円…TOEIC高得点に報奨金
http://president.jp/articles/-/7890
昨今の加熱し過ぎとも思われるTOEICブームはまだまだ衰える気配もないので、余裕があれば、少しでも高いスコアを目指して日々努力してみてはいかがでしょうか?