近所の書店の売れてる書籍コーナーで「SURVIVING THE 2011 TSUNAMI 」という本を見つけました。
この本、2012年に出版された『津波からの生還-東日本大震災・石巻地方100人の証言』の英語版でして、石巻市の新聞社が被災者100人から集めた証言が被災状況をリアルに伝える写真とともに紹介されています。
津波にのまれながら九死に一生を得たり、身を寄せ合って避難生活を送ったりといった被災状況が生々しく語られるため、被災者の方にとっては読むのも辛いかもしれません。
それでもこの悲劇を教訓として忘れないよう、多くの人に読んで欲しいと思いました。
日本語版でも良かったのですが、英語版の方が勉強にもなるし、じっくり読めるのでより記憶に残る気がしたので私は英語版を選びました。
写真が多数使われた大型本でありながら、2,400円という価格はとてもリーズナブルだと思います。英語雑誌一冊買っても1,200円ぐらいしますしね。
ちょっとでも気になった方にはこの素晴らしい本を、ぜひ書店で手に取っていただきたいです。
ついでに、ちょっと古い本なのですが「2:46: Aftershocks: Stories from the Japan Earthquake」を紹介します。
2:46: Aftershocks: Stories from the Japan Earthquake
こちらはtwitterを使って世界中に東日本大震災に関する思いを募集し、それらを集めて書籍化された本でして、売上金は全て日本赤十字社に寄付されるなどして、海外でも話題になった本です。
この本、対訳付きの日本語版はすでに絶版となっているのですが、Kindle版は今でもダウンロードできます。しかも無料なのでぜひ読んでみてください。
SURVIVING THE 2011 TSUNAMI:100 Testimonies of Ishinomaki Area Survivors of the Great East Japan Earthquake 【英語版】津波からの生還 東日本大震災・石巻地方100人の証言
Kindle Paperwhite(ニューモデル)