いくら英語を勉強してもなかなか上達しないという悩み、皆さんもお持ちではないですか?
NHK講座の講師としても有名な大西泰斗が執筆した『ビジネスパーソンの英語』に、なかなか英語が身につかない人の共通項が紹介されています。
停滞気味の方に参考になると思いますので紹介します。
① 求めるレベルが高すぎている
英語を勉強していると、目がいくのがネイティブとバリバリ会話している人の姿。しかし、本当にネイティブレベルの発音や流暢な話し方は必要なのでしょうか。ビジネスの現場においては、実際のところ、完ぺきなレベルである必要はあまりなく、重要性を持たないと著者はいいます。ネイティブのレベルに到達するためには、大変な労力と時間が必要です。というかほぼ不可能といってもいいでしょう。
ビジネスパーソンが仕事に必要な英語を身につける場合は、「そこそこ」のレベルで収めればよいと著者。完ぺきを目指し過ぎて挫折してはいませんか?
② 明確なゴールを持っていない
そもそも「英語ができる」の定義とはなんでしょうか。それが英語習得のゴールといえます。この具体的なゴールがなければ、勉強をしてもどこまでやっていいのか分からなくなってしまいます。
「TOEICで○○点取りたい」「同時通訳として活躍したい」などゴールが明確になると、そのゴールに到達するためのプロセスがおのずと決まります。そして、ゴールが違えば、そのために取るべき手法もかなり異なってきます。まずはゴールを決める。それが大事です。
③ 英語以外の勉強をおろそかにしている
英語をいくら勉強しても、そもそも日本語ができなければ、英語で急に話せるようにはなりません。日本語で口下手な人が、英語でいきなり雄弁になることはないはずです。これは、とても当たり前のことなのですが、結構見落としがちです。英語以外の自身のビジネスパーソンとしての能力を延ばすことにも、応分の時間を振り分けましょう。日本語でできる仕事であれば、英語でもすぐできるはずです。
http://www.j-cast.com/mono/bookwatch/2013/10/03185383.html
なかなか参考になります。私も以前は①でしたね。細かい文法を気にし過ぎて、幼稚園児レベルの英会話すらままならない状態だったと思います(^^;
英語が停滞気味の方は今回ご紹介した共通項を一度見なおしてみるのが良さそうです。