国内電機メーカーが軒並み赤字で苦しんでいる中、韓国 サムスン電子は過去最高の営業利益を達成するなど、相変わらずの絶好調。
日本の電機メーカーと韓国の電機メーカーはどうしてここまで差がついてしまったのでしょうか?
今回は日本企業と韓国企業の「人材力」がいかに違うのかを検証した記事がありましたので、紹介します。
サムスン社員のTOEIC平均点は、文系職種で約900点、技術系で約800点のレベルといわれる。基礎能力としての英語ができなければ出世など望めず、「できて当たり前」。
外部の英語研修を社費で受けさせても、目標レベルに達しないと授業料を返還させるほど徹底している
「グローバル力」の差は、外国人社員の数にも表れている。全従業員に占める外国人の割合は、サムスンで54%、LG電子で61.2%(いずれも11年データ)。
対する日本はというと、10年以上前から海外現地での新卒採用を行ってきたソニーですら2割程度。しかも、これには日本人留学生が含まれているというから、その差は圧倒的ですね・・
ここまで差がついてしまった理由について、早大大学院教授の小林氏は、両国ビジネスマンの「覚悟」の違いを挙げています。
「サムスンも現代自動車も、日本のようにサラリーマンとして海外赴任するという感覚ではなく、現地に骨を埋めるつもりでやっています。その意味では、『一所懸命』の日本人より、韓国人は祖国の地への執着心が小さいから海外でうまくいくのかもしれません」
サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)
日本人が祖国への執着が大きいのは、きっと日本が住みやすいからでしょうね。
あえて不便な海外へ出たいとは思わないんでしょう。
[情報元] http://www.sankeibiz.jp/econome/news/130202/ecd1302021700002-n1.htm