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5か国語を操るマルチリンガル台湾人のポーラさんに語学学習のコツを聞いてみた

更新日:

ベルギーに住み始めて5ヶ月が経ちました。

様々なカルチャーショックを体験しますが、ここ、ベルギーではマルチリンガルの人に出会うことがそう珍しくありません!(ベルギーではフランス語、オランダ語、ドイツ語の3ヶ国語が公用語なので、当たり前ですかね。)

そんなマルチリンガルに憧れて、私も英語の勉強に加えてオランダ語の授業を取ることにしました。目指せマルチリンガル!

その授業で出会った台湾人の「ポーラさん」がこれまた中国語、英語、日本語、ドイツ語、フランス語ができる素敵な方で、一緒にオランダ語を勉強していても、語学学習が得意なのだろうなと横でひしひしと感じます。

せっかくなので、そんなポーラさんに語学学習のコツを教えてもらうことにしました。

(注) 写真の女性はポーラさんではありません(^^;

 

ポーラさんってどんな人?

まずはポーラさんの簡単な紹介です。

名前はポーラ(Pola)さん。欧米人のような名前ですが、台湾出身の台湾人です。実はほとんどの台湾人は本名(漢字の名前)とは別に英語名(English Name)を持ってます。仕事やプライベートでも海外の人とやり取りするには覚えやすく、呼びやすい英語名が便利なのだそうです。

ちなみに、こちらの写真の女性もポーラさんではありません(^^;

ポーラさんのお仕事は台湾に本社を置くグローバル企業の経理担当で、現在はベルギーに住みながら、スイス・ドバイに出張し、前職の会社の臨時職員として働いています。

彼女の言語レベルですが、英語と日本語はビジネスレベルでTOEICスコアはなんと満点。日本語も日本語検定まで持っています。他にもドイツ語とフランス語も雑誌や新聞記事が読めるレベルで習得されています。

中国語、英語、日本語、ドイツ語、フランス語と、すでに5か国語を習得した彼女ですが、現在は私と一緒にオランダ語を習い始めたところです。

彼女は私とほぼ同時期にオランダ語の学習を始めたにもかかわらず、私に比べて格段に上達が早いこともあって、何か外国語を学ぶコツを知っているではないかと思い、今回インタビューした次第です。

 

ポーラ流 語学学習のコツ

そんな彼女に聞いた言語学習のコツです!

いい加減にしろと言われそうですが、この写真もポーラさんとは無関係です(^^;

1 具体的な到達目標とその達成期間を設ける

ポーラさんは語学学習を始める際は、「いつかは英語を話せるようになりたいなぁ」といった漠然とした目標ではなく、「○○までに△△が出来るようになる。」と具体的な到達目標とその達成期間を設けているそうです。

例えば「来年の6月までに、ドイツ語の新聞記事を読めるようになる。そのためには、まずは今月までにドイツ語の文法をマスターする。来月には・・」といった感じです。

その際、あまり欲張って達成困難な最終目標を定めるのではなく、小さな目標を具体的な定めてあげるのがコツです。小さな成功体験を繰り返すことが自信となり、挫折することなく確実に最終ゴールへ近づけるはずです。

2 学習言語の検定試験を受ける

語学学習を続けるうえでは、定期的にTOEICや英検といった検定試験を受けてメリハリをつけることも大切だそうです。切羽詰まらないとダラダラと勉強してしまいがちですよね。

1つ目のコツで「小さな目標を具体的な定めましょう」と書きました。ただ、最終目標である「海外で働く」「映画を字幕なしで鑑賞する」といったことは思い浮かべられても、その中間目標をどう設定すればよいか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

そんな時にはTOEICなどの検定試験のスコアを目標に設定するのが手軽でおススメです。テストがあると思うと英語の勉強にも力が入りますよね。

私は久しぶりにオランダ語の授業でテストを受けました。「この単語・フレーズを覚えなければ」と良いプレッシャーになって、それまでなかなか覚えられなかったフレーズが、(何度も反復して)覚えられました。改めて「テスト大事!」と思いました。

ちなみに台湾でもTOEICは人気があり、一部の大学では卒業するための必要条件になっているそうです。台湾の英語教育熱はかなり高いようで、バイリンガル幼稚園がたくさんあり、幼稚園の時間割の中に英語のネイティブスピーカーが英語だけで生徒と過ごす時間があるそうです。

3 間違うことは気にしない

「言語を学習する上で、間違うことは気にしていない。」というポーラさん。「完璧な状態になるまで話したり、書いたり、アウトプットをしないつもりなら、いつまでたっても上達しないよ。まずは伝わることが大事。」と言っていました。

確かに、普段の授業で教科書の会話文をペアワークで交互に読むときにも、彼女はまず新出のフレーズを覚えて、教科書から目を話して自分のセリフを言っていました。間違ったり、単語が出てこなかったりすると、教科書を見て話すなど、基本的には覚えてから話すという、自分に負荷をかけて練習する彼女の姿勢に驚きました。

一方で、人前で間違えるのが嫌で不安な私はというと、ずっと教科書を見ながら声に出していました。他の優秀なクラスメイトのペアワークを見ていると、教材を見ながら話すのではなく、覚えてから相手の顔を見て声に出すことをしていました。

4 文法をしっかりとマスターする

「文法の勉強は楽しくないかもしれないけれど、言葉の土台となる部分を作るのはとても大事なこと。上のレベルへ行けば行くほど重要になってくる。」とポーラさん。

英語なんて通じれば十分という方も多いです。確かに日常会話や海外旅行といったシチュエーションでは十分かもしれませんが、やはりビジネスの現場では通用しません。文法的に誤った表現を用いることはビジネスでは信頼を損なう可能性があるとのこと。

ポーラさんの文法学習をおろそかに姿勢を見て、私もあらためて文法をきちんとやらないといけないなと思いました。

まとめ

最後にポーラさんは

「大勢の人が難しいからgive upしてしまう英語(言語)学習。でも、少しずつ、毎日チャンスを作って英語学習の時間を作れば、ある日急に話せるタイミングがやってくる。」

と話してくれました。

私も彼女の積極的な姿勢を見習って勉強したいです。


担当ライター:AMY(元高校英語教師で現在はヨーロッパ在住です。夫の転勤に伴い海外生活初心者で、日々いろいろな発見の毎日です。現在は現地の英語語学学校やヨーロッパレースの手芸教室に通っています。大学在学中にTOEIC925点取得。)

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