2014年W杯 開幕戦は開催国ブラジルとクロアチアでしたが、この試合を担当した日本の西村雄一主審による判定が批判されています。
その判定のみならず、西村主審の語学力までが批判の的に・・
2014年W杯は現地時間12日(以下現地時間)、開催国ブラジルとクロアチアによる開幕戦が行なわれ、クロアチアは1対3で敗れた。ニコ・コヴァチ監督は決勝点となったPKの判定に怒りをあらわにしている。
11分にFWイヴィツァ・オリッチのクロスが相手オウンゴールを誘って先制したクロアチアだが、前半のうちにFWネイマールに決められ同点とされると、 71分にデヤン・ロヴレンがフレッジをエリア内で倒したとしてPKの判定に。クロアチアの選手たちは接触はなかったとして主審の西村雄一氏に詰め寄った が、判定は覆らなかった。
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同監督はさらに「恥ずかしいことだ。これはW杯の審判がするようなことではない。彼はブラジルとクロアチアに対し、異なる判断基準を持っていた。我々を 共通なルールでさばいていなかった」「残念ながら、あの主審は素人同然だった。こんな調子が続くなら今大会ではPKが100本生まれるだろう」と、主審を 痛烈に批判した。
また、DFヴェドラン・チョルルカも「これまでのキャリアで、英語を話さない審判を初めて見た」とコメント。W杯をさばく審判員には英語能力が必須となっているが、同選手は「彼は日本語で何か言っていたけど、誰も理解できなかった」と話している。
西村氏はFIFA管轄の国際審判員に選ばれている時点で英語が話せないわけはないでしょうし、2010年から何度も国際試合の審判を担当されているようなので、チョルルカ選手の発言はにわかに信じがたいものです。
実際に西村主審はどんな英語を話すのかが気になったので探したところ、Youtubeにあがっておりました。
いかがでしょう?
日本人的な発音や会話の間に若干の不慣れさを感じますが、日常会話は問題なさそうに思えます。
例によって、イギリス人の先生にもこの動画を見てもらったところ、決して流暢ではないが、西村主審の英語は特に問題なく聞き取れるとのことでした。
ただ、この動画はインタビューという、あらかじめ話すことが想定できる会話であるため、試合中だと、上手く話せなかった可能性も否定出来ないですね。
英語が下手だった、本当に日本語を話していた、クロアチア側のただの言いがかり、正解は何なんでしょうね (^^;