ジブリ映画「風立ちぬ」の英語タイトルは「The Wind Rises」と知りました。
でも、なんでだろう?と思いませんか?
「風立ちぬ」 → 「風が吹かない」 → 「The wind doesn't blow」じゃないのかと?
実は「風立ちぬ」の「ぬ」は否定の「ぬ」ではありません。
古典助動詞の「ぬ」、すなわち、完了を意味する「ぬ」なのです。
えぇ、私は知らなかったですw
つまり、現代語に直すと「風立ちぬ」 → 「風は立った (吹いた)」となります。
でも、「風は立った」は直訳すれば「The wind has risen」となるはずですよね。
なんで「The Wind Rises」なのでしょうか?
これはジブリが「出来るだけ短く、覚えやすい」タイトルとするために、あえて現在形の「The Wind Rises」としたらしいです。なるほど!