英語学習法

英単語の意味が類推できるようになる!接頭語の紹介

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英語を学習するうえでとても大事なことの1つに、「語彙力(ボキャブラリー)を増やすこと」があります。

英文の中に分からない英単語が一つでもあると、それだけで文が読めなくなってしまった経験はありませんか?

読めない文があると、自信がなくなったり、集中力が切れてしまったり、本文全体の読解に時間がかかってしまったり、といった問題につながってしまうことがあります。

日本語であれば、前後の文脈から何となく言葉の意味や文の意味を類推することができると思いますが、英語でそれをするのは簡単ではありません。

そこで今回は、覚えておくと意味を類推できるようになる英語の接頭語(接頭辞)について紹介したいと思います。

接頭語(接頭辞)って何?

接頭語の紹介をする前に、接頭語とは何かについて、簡単に説明しておきます。

接頭語とは、特定の言葉の前について文法上で変化をもたらしたり、言葉に意味を付け加えたりするものです。例えば、日本語で言うと「ご丁寧」「未確認」「亜寒帯」の「ご」「未」「亜」などが接頭語に当たります。

日本語と同様に英語にも接頭語がありますが、よく使われる接頭語の意味を覚えておけば、一つの単語を「接頭語」+「単語の接頭語以外の部分」に分けて訳すことで、その単語の意味が分かるようになっているのです。

それでは、誰もが一度は見たことがある頻出の接頭語について紹介していきます。

 

「extra-」は"外側の、~以外の"

“extra-”という単語を見たことはありませんか?

“extra”という単語には「必要以上の、余計な、別に、臨時に」などの意味があります。接頭語として“extra”が使われた場合でも「余分の、特別な、外側の」などの意味を持つことになります。

“extra”を接頭語の単語の例は以下の通りです。

・extraterrestrial:範囲外の(extra/terrestrial)
・extra curriculum:課外活動(extra/curriculum)
・extraordinary:並々ならぬ、特別な(extra/ordinary)

古い映画ですが、1982年に公開され世界的に大ヒットしたSF映画「E.T.」をご存知でしょうか?

実はこの「E.T.」というタイトルはextraterrestrialという単語なのです。

“extraterrestrial”を上の単語例のように分解してみると、extra/terrestrialとなります。“terrestrial”は「地球上の、人間」という意味を持っていますので、“extraterrestrial”で「地球以外の人間→宇宙人」と訳すことができます。

「neo-」は"新しい"

“neo-”は、「新しい、現代の」という意味を持つ接頭語です。“neo”を接頭語の単語の例は以下の通りです。

・neocolonialism:新植民地主義(neo/colonialism)
・neoplasm:新生物、腫瘍(neo/plasm)
・neonate:新生児(neo/natal)
・Neoliberalism:新自由主義(neo/liberalism)

接頭語ではありませんが、“neo-”と一緒に“-ism”という接尾語も覚えておくと便利です。

“-ism”は「主義、学説」などを表す接尾辞なので、“neo-ism”という単語は新しい主義、学説だと意味を類推することができるようになります。

 

「mono-」は"1つ"

“mono-”という接頭語もよく目にする機会があると思います。日本語でも「モノレール」や「モノトーン」などの言葉の中で、“mono-”は使われていますよね。

“mono-”は、「1つ」という意味を持っています。“neo”を接頭語の単語の例は以下の通りです。

・monorail:モノレール、一つの路線(mono/rail)
・monochrome:白黒写真、単色画法(mono/chrome)
・monoculture:単作農業(mono/culture)

ちなみに“mono-”は単語の組み合わせによっては「単独の」と訳すこともあります。例えば、“poly”は「販売する」という単語なので、“mono-”と組み合わせると、“monopoly”となり「一人で販売する→独占販売」という意味になります。

同じように、“-cracy”は「~政治、支配、統治」という意味があるので、“mono-”と組み合わせると“monocracy”となり、「一人で統治する→独占政治」という意味になるのです。

少し変わった意味では“mono-”は「偏屈な、頑固な」という意味になることもあります。例えば、“monomania”で「凝り性、偏執狂」という意味になります。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は“extra-”、“neo-”、“mono-”の三つの接頭語について紹介させていただきました。

まだまだたくさんの接頭語があり、「接頭語を全部覚えるのも大変だ!」と思ってしまうかもしれませんが、すべての接頭語が試験やテストに出る、というわけではありません。

勉強しているときに「この接頭語、前にも見たな」、「この単語は二つに分けることができそうだから、接頭語が付いているのかな?」と思うことがあれば、是非息抜きもかねて辞書で調べてみてください。

覚えておくと沢山の単語の意味を類推できるようになる接頭語は、英語を学習するうえで本当に便利なものになります。

接頭語について紹介している本やサイトもあるので、是非参考にして英語の学習に役立ててください。無理なく楽しく、なぜこんな意味になるのか少し考えたりしながら頭を使うことで、語彙力を増やしていきましょう。


担当ライター:さくら(もともと英語が好きで高3の大学受験終了後からTOEICの勉強を開始、大学2年生の時に自己最高で920点のスコアを取得。大学時代にドイツ語を第二外国語として学習していたため、ドイツに留学を1ヶ月半ほどした以外は海外旅行を楽しんでいただけです。現在も自己ベストのスコアを超えるべくTOEICの勉強中。)

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