「君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!」
「質問を質問で返すなーっ!!」
「当たりまえだぜッ! このJOJOは なにからなにまで計算ずくだぜーッ!」
これらのセリフを英語で言えますか?
第1部から第4部の中より名ゼリフを厳選し、
世界的ロックギタリストのマーティ・フリードマン監修のもとで英訳!
JOJOで楽しく英語が学べる画期的語学書がこの秋登場!!
本ブログでも何度かジョジョネタは扱ってきたのですが、特に第一部の名言とその英訳を載せた以下のページは当ブログ内ではトップクラスのアクセス数を誇ります。ジョジョの名言を英語で話したいという需要がこんなにもあるんだとびっくりしますね。
[関連]ジョジョの名言・名ゼリフを英語で叫ぶッ!!
http://toeic-town.net/post-1634/
この本はそんな人達にはうってつけの参考書です。ご存じの方も少ないと思いますが、ジョジョの正式な英語翻訳版コミックは第三部しかありません。ですから、これまではファンが翻訳した英文しかなかったんですよ。ですから、第1部~第4部までの名言を網羅したこの本は貴重だと思います。
私が上記の記事でまとめたジョジョの名ゼリフは、海外のジョジョファンが翻訳して公開している英語版コミックを参考にしたものですが、今回の本はマーティ・フリードマンが監修しているということで、訳し方が微妙に違います。その辺りも比較しながら学ぶとまた面白いかもしれません。
例えば、以下の「君がッ!泣くまで!殴るのをやめないッ!」シーンですが、
ファン訳だと
Until…
You cry..
I won’t stop hitting you!
となっていますが、本書では
I'll beat you till you cry!
とシンプルになっています。
上はコマ割りの都合で分割されているのですが、こちらの方が、原作の雰囲気が良く出ていて私は好きです(^^; 他にもhitがbeatだったり、untilがtilだったり、否定文が肯定文になっていたりと訳者が違えば、こうも違うのかと思ってしまいます。
ちなみに、tillとuntilはほぼ同じ意味ですが、tillの方が若干フォーマルとのこと。hitは狙いを定めて打つ、beatは連続して打つの違いなので、ジョナサンが一発一発力を込めてディオを殴るのはやはりhitの方がいいのかなぁなんて思いますが、どうなんでしょう?
以下は紹介動画と本の内容の一部です。集英社もほんの宣伝で動画まで作るなんてすごい力の入れよう(笑)