ビジネス英語メール例文 【結びの挨拶】

結びの挨拶のポイント

日本語のビジネスメールでは、どのような内容のメールであっても殆どの場合「宜しくお願い致します。」という一文で文末を締めくくり、その後に送信者の名前等を書きます。しかし英語には「よろしく」に当たる言葉が存在しないので、メールの締めくくり方も日本とは異なります。

まず、異なる点として挙げられるのは、英語の締めの1文はそのメールの内容に合わせて変化することです。返信が必要なメールであれば「I’m looking forward to your reply.(お返事をお待ちしております)」、頼みごとをするメールであれば「Thank you for your help.(ご協力ありがとうございます)」、謝罪のメールであれば「Again, I am really sorry about the trouble.(トラブルの件に関しましては重ねてお詫び申し上げます。)」、ただの連絡メール等の場合は「Have a good day.(良い1日を。)」などと書きます。

これに加え、英語のメールではこれらの締めの1文を書いた後、自分の名前を書く前に「Best regards,」「Sincerely,」「Best,」などのフレーズを書きます。これらは日本でいう「敬具」のようなもので、特に深い意味はありませんが、英語のビジネスメールでは必ずつける必要があります。

Best regards,」は最も頻繁に使われる締めで、上司や顧客、取引先の担当者などにメールをする際に使います。「Sincerely,」は3つの中では最も丁寧な言い方で、就職活動中に企業にメールを出す際や、メールの相手が取引先の社長など地位が非常に高い人物である場合に使います。最後に、「Best,」は少しラフな締め言葉で、同僚や後輩、仲の良い上司などへの社内メール等で使います。これらの締めの後には必ずカンマ「,」を打ちます。その後改行し、下の段に自分の名前や所属を書きます。

 

使えるビジネス英語メール例文

1. I’m looking forward to your reply.
お返事お待ちしております。

2. I’ll see you at the next meeting.
来週の会議でお会いしましょう。

3. I’m looking forward to seeing you.
お会いできるのを楽しみにしております。

4. Please feel free to let me know if you have any questions or concerns.
何かご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

5. Please contact me if there are any problems.
何か問題等ございましたらご連絡下さい。

6. Thank you for your help.
ご協力ありがとうございます。

7. Please call me when you have time.
お時間のあるときにお電話下さい。

8. Again, I’m sorry about the trouble.
トラブルの件に関しましては重ねてお詫び申し上げます。

9. Have a good day (weekend/holiday).
良い1日(週末/祝日)を。

10. Happy new year.
良いお年を。/あけましておめでとうございます。

 

ビジネス英語メールサンプル

Hi John,

I’m Hanako, the project manager at ABC Co. I hope this email finds you well.

Thank you for the last meeting. We are planning to have another meeting next week to further talk about the new project together with your company, so please let me know the schedule that works for you all.

I’m looking forward to hearing from you soon.

Best regards,
Hanako

 

こんにちはジョン

ABC株式会社プロジェクトマネージャーの花子です。お元気でお過ごしでしょうか?

前回の会議ではありがとうございました。例の新企画について、弊社とより詳細な話し合いを進めるため、来週また会議を予定しております。つきましては、ご都合のよろしい日時をお知らせ願いたいと思います。

お返事お待ちしております。

敬具
花子

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