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短期の親子留学で通うべき学校や滞在先は?

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 英語力習得の必要性と併せ、小学生の子どもを連れて“親子留学”を検討する家族が増えているという。そこで、英語圏への親子留学を考えた場合、現地ではどのような生活になるのか? また、通う学校によって生じる違いも知っておこう。

 親子留学は大きく分けて2通りある。夏休みや冬休みを利用して1週間~1ヶ月程度現地に滞在する短期留学と、1年間など年単位で現地のプリスクールや小学校に通う長期留学のケースだ。今回は短期の親子留学についてみていこう。

■学校について

 子どもは現地の語学学校か小学校に通うことにる。一方親は、自分のための語学学校に通う、もしくは子どもが通う学校へボランティアに行く、フリーで過ごすなど、さまざま形態を選ぶことができるので、現地でどの過ごし方を選ぶのか、事前に決めておこう。

■現地の小学校に通うメリット

 現地の小学校に通うメリットは、英語ネイティブのための教育に浸れるので、本格的な授業を受けることができる点。一方、語学学校ではさまざまな国から子どもたちが短期留学プログラムに参加しているので、国際交流を楽しむことができる。また、短期留学用にフィールドトリップ(遠足)など、多彩なプログラムが用意されているのもメリットだ。

■滞在先

 滞在場所は、ホームステイかコンドミニアムが多いようだ。ホームステイ先では、子どもと同室になる場合と、子ども用に別部屋が用意されている場合がある。子どもが外国で親と離れて眠ることを不安がる心配があれば、滞在先に事前確認しておこう。

■事前準備

 語学学校でも現地の小学校でも、授業はもちろんすべて英語が大原則。子どもの精神的な負担を軽減するためにも、出発前までには、ある程度の英語が理解できるように、耳慣れをさせておこう。

 最後に、子どもが慣れない海外生活で熱を出すなど、体調不良に陥ることはよくあること。病状を伝えたり、治療について親が医師と英語でやりとりするケースもありうるので、留学する前に子どもの既往症についてなど、親は最低限の英語力をつけてから出発しよう。

http://www.oita-press.co.jp/1009000000/2014/09/15/ORI2042110

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